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見えないドアと鶴の空 [本]

5月19日(水)
白石一文『見えないドアと鶴の空』(光文社文庫)読了。

見えないドアと鶴の空

見えないドアと鶴の空

  • 作者: 白石 一文
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2004/02/19
  • メディア: 単行本


繁村昴一は2年前に出版社を辞め、現在は失業中。
家計は、大手代理店に勤める妻の絹子が支えている。
ある日、昴一は、絹子の幼なじみの由香里の出産に立ち会う。
由香里は独身で、生まれた子の父親とは既に別れたと言う。
絹子は昴一に、由香里に近づくなと言う。
しかし、由香里によれば、絹子は仕事の関係の男と浮気しているらしい。
やがて、昴一は由香里と関係を持ってしまう。
そして、彼女の不思議な能力に気付く……。

白石一文氏の本はこれが25冊目。
なんと、白石氏にしては珍しく、超能力とゴーストが出てきた。
が、それ以外はいつもの白石氏の世界なので、ちょっと変な感じ。
登場人物と人間関係の現実感が非常に強いので、非現実的な要素が「浮く」のだ。
ファンタジーの専門家でない人がファンタジーを書くのはとても難しい。
タイトルからして、ヘンテコすぎると思う。

ナッポス・ユナイテッド『容疑者χの献身』の稽古20日目。
頭から1場ずつ、小返しをしていきました。
劇場に入って最初にやる、場当たりみたいな感じ。
演技の復習と、昨日決めた転換の確認。
ラストの11場が終わった後は、カーテンコールの練習。
これで、明日の第一回通し稽古の準備ができました。
稽古は残り5日。
頑張ります!

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