絶滅の人類史：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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絶滅の人類史　[本] [編集]

６月１日（火）
更科功『絶滅の人類史』（ＮＨＫ出版新書）読了。

作者: 更科功
出版社/メーカー: NHK出版
発売日: 2018/01/11
メディア: Kindle版

東京大学総合研究博物館研究事業協力者の更科功が、７００万年に及ぶ人類の歴史を解説する。

人類の祖先が、チンパンジーの祖先と分離したのが７００万年前。
その後、約２５種類の人類が生まれては絶滅していった。
アウストラロピテクス・アファレンシス、アウストラロピテクス・ボイセイ、ホモ・エレクトゥスなど、１００万年以上生き延びた種もある。
ホモ・ネアンデルターレンシス（ネアデルタール人）など、絶滅したのはたったの４万年前。
我々ホモ・サピエンスと共存し、中には交雑した者もいた。
なぜホモ・サピエンスは絶滅しなかったのか。
いやいや、ホモ・サピエンスが誕生したのはわずか４０万年前に過ぎない。
アウストラロピテクス・アファレンシスのように１００万年も続かずに絶滅してしまうかもしれない。
人類学のおもしろさが満喫できる本。
お薦めです。

僕の好きな７０年代の名曲その５７。
「勝手にしやがれ」は、１９７７年５月に発売された、沢田研二の１９枚目のシングル。
「君をのせて」「危険なふたり」「時の過ぎゆくままに」「憎みきれないろくでなし」など名曲がいっぱいあるが、１曲だけ選ぶならやっぱりこれ。