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俺と師匠とブルーボーイとストリッパー [本]

10月23日(土)
桜木紫乃『俺と師匠とブルーボーイとストリッパー』(角川書店)読了。

俺と師匠とブルーボーイとストリッパー (角川書店単行本)

俺と師匠とブルーボーイとストリッパー (角川書店単行本)

  • 作者: 桜木 紫乃
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2021/02/26
  • メディア: Kindle版


北海道釧路市。
章介は21歳、グランドキャバレー「パラダイス」の雑用係。
社員寮のボロアパートで一人で暮らしている。
博打打ちの父が亡くなっても、葬式には帰らなかったが、ある朝、玄関に骨壺があった。
母が置いていったらしい。
ナンバーワン・ホステスが照明係と出奔し、章介が臨時で照明を担当することになる。
マネージャーの木崎と共に、12月の出演者を駅に迎えに行く。
マジシャンのチャーリー片西、シャンソン歌手のソコ・シャネル、ストリッパーのフラワーひとみの3人。
3人も社員寮で暮らすことになり、合計4人の共同生活が始まった……。

桜木紫乃氏の本はこれが21冊目。
桜木氏にしては珍しく、ライトなタッチのコメディ。
師匠・ブルーボーイ・ストリッパーのキャラクターの描き分けがとてもうまい。
ストーリーがないのがちょっと残念。

ナッポス・プロデュース『トリツカレ男』本番7日目。
13時より8ステージ目、18時より9ステージ目。
9ステージ目に、原作者のいしいしんじさんが来てくださいました。
わざわざ京都から。
たくさんのお褒めの言葉をいただき、恐縮してしまいました。
残り1日1ステージ、頑張ります!

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