SSブログ

魂手形 [本]

4月20日(水)
宮部みゆき『魂手形』(角川書店)読了。

魂手形 三島屋変調百物語七之続

魂手形 三島屋変調百物語七之続

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2021/03/26
  • メディア: 単行本


江戸時代。
富次郎は、神田三島町にある袋物屋・三島屋の次男。
三島屋では3年ほど前から、客を招いて怪談を語ってもらう、「変わり百物語」をやっている。
最初は富次郎の父で三島屋の主の伊兵衛が聞いていたが、伊兵衛の姪のおちかに交代。
おちかが嫁に行ったため、富次郎に交代した。
今日やっていたのは、さる小藩の若い武士。
彼が語り始めたのは、不思議な太鼓の話だった‥‥。

「三島屋変調百物語」シリーズの7冊目。
『火炎太鼓』『一途の念』『魂手形』の3編を収録。
いつも分厚いのに、今回は293ページ。
1日半であっさり読めた。

辻村深月シアター『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』の稽古15日目。
『ぼくのメジャースプーン』の稽古5日目。
5・6・7・8場の立ち稽古をしました。
岡田達也のプランニングが抜群で、6場など、ほとんどダメ出しが出来ませんでした。
30年前にキャラメルボックスに入団した時は、稀に見るダイコンだったのに。
彼が凄いのは、けっして一人勝ちせず、共演者の田中亨くんや山本沙羅もしっかり輝かせること。
山本との絡みは本当におもしろかった。
今日も充実した稽古でした。


nice!(2) 
共通テーマ:演劇

nice! 2