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エレジーは流れない [本]

9月21日(水)
三浦しをん『エレジーは流れない』(双葉社)読了。

エレジーは流れない

エレジーは流れない

  • 作者: 三浦しをん
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2021/04/21
  • メディア: Kindle版


太平洋岸にある温泉町・餅湯。
穂積怜は高校2年で、駅前商店街で土産物店を営む母・寿絵と2人暮らし。
怜にはもう一人の母・伊都子がいて、月の第三週目は、桜台にある彼女の別荘に行く。
伊都子は実業家で、普段は東京に住んでいるが、怜が来る週だけは、桜台の別荘に暮らす。
怜はどちらが産みの母か知らず、父が誰でどこにいるかも知らない。
友人の佐藤竜人、丸山和樹、森川心平、藤島翔太らとつるんで、グダグダした毎日を過ごしている。
ある日、餅湯博物館から縄文式土器が盗まれたというニュースが伝わってきた‥‥。

三浦しをん氏の本はこれが23冊目。
学園青春コメディといった感じの小説だが、あまりにも平凡で、なぜ今、三浦氏がこれを書こうと思ったのか、全くわからなかった。
タイトルは、昭和の歌謡曲「湯の町エレジー」のパロディ。
それがわかるのは僕より上の世代で、今の若い人たちには何のことやらだろう。
『まほろ駅前多田便利軒』『舟を編む』の頃の勢いはどこへ?

今日は、キャラメルボックス俳優教室2022年度プロデュース公演『BREATH』の反省会。
そして、俳優教室2022年度の最後の授業。
主にスタッフワークについて話し合い、1時間半で終了。
本科20期生・実践科2期生もめでたく卒業していきました。
全員の今後の活躍を楽しみにしています。
いつかどこかで、また一緒に芝居を作りましょう。
それまで元気で!
頑張って!
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