犯罪王リコ

１０月１５日（土）
マーヴィン・ルロイ監督『犯罪王リコ』（１９３１年）AmazonPrimeで鑑賞。

犯罪王リコ [DVD]

• 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
• 発売日: 2011/02/16
• メディア: DVD

チンピラのリコ（エドワード・G・ロビンソン）は、友人でダンサー志望のジョー・マッサーラ（ダグラス・フェアバンクス・ジュニア）を誘い、ニューヨークへ行く。
２人で、ギャングのボスのサム・ヴェットーリ（スタンリー・フィールズ）の子分になる。
ヴェットーリは、ライバルのアーニー・ローチ（モーリス・ブラック）のカジノを襲う計画を立てる。
リコはリーダーとなって実行し、市警のマクルーア捜査主任を射殺。
ヴェットーリをボスの座から追い落し、新しいボスとなって、「シーザー」と名乗る‥‥。

原題は『Little Caesar』。
１人ノギャングの出世と没落を描く、８０分のモノクロ映画。
その後たくさん作られたギャング映画の、原型となった作品。
３８歳のエドワード・G・ロビンソンが、火の玉のようなリコを迫力たっぷりに演じている。
エドワード・G・ロビンソンは、１８９３年、ルーマニア・ブカレストで、ユダヤ系の両親の間に生まれた。
１９０３年に、家族と共にニューヨークへ移住。
ニューヨーク市立大学シティカレッジを卒業し、１９１５年にブロードウェイ・デビュー。
１９３１年、『犯罪王リコ』で注目を浴びる。
１９７３年、７９歳で死去。
代表作は、『深夜の告白』『キー・ラーゴ』『シンシナティ・キッド』『ソイレント・グリーン』など。
現役時代はその高い演技力を評価されながら、アカデミー賞受賞には一度も至らなかった。
が、死の約２カ月後、第４５回アカデミー賞で名誉賞が授与された。

キー・ラーゴ [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
• 発売日: 2016/06/08
• メディア: Blu-ray