月曜日の抹茶カフェ [本]
8月1日(火)
青山美智子『月曜日の抹茶カフェ』(宝島社)読了。
川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。
その「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日に、一度だけ「抹茶カフェ」を開くことになる。
そこに関わった様々な人々。
ツイていない携帯ショップ店員と、愛想のない茶問屋の若旦那。
妻を怒らせてしまった夫と、ランジェリーショップのデザイナー兼店主。
恋人に別れを告げたばかりのシンガーと実家の祖母と折り合いが悪い紙芝居師。
時代に取り残されたと感じている京都老舗和菓子屋の元女将と、自分の名字と同じ名前の京菓子を買いにきたサラリーマン。
彼らの1月から12月までを描く‥‥。
青山美智子氏の本は3冊目。
デビュー作『木曜日にはココアを』の続編らしい。
12の短編から成る連作短編集だが、一つ一つがあまりにも弱く、一編の小説としては成立していないものばかり。
主人公がある出会いによって発見・開眼・改心する話が多いのだが、どれも簡単で都合がいい。
こういう小説は、読むとホッコリするらしい。
ホッコリしたい人たちが読むべき本で、僕には向いてなかったということ。
青山美智子『月曜日の抹茶カフェ』(宝島社)読了。
川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。
その「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日に、一度だけ「抹茶カフェ」を開くことになる。
そこに関わった様々な人々。
ツイていない携帯ショップ店員と、愛想のない茶問屋の若旦那。
妻を怒らせてしまった夫と、ランジェリーショップのデザイナー兼店主。
恋人に別れを告げたばかりのシンガーと実家の祖母と折り合いが悪い紙芝居師。
時代に取り残されたと感じている京都老舗和菓子屋の元女将と、自分の名字と同じ名前の京菓子を買いにきたサラリーマン。
彼らの1月から12月までを描く‥‥。
青山美智子氏の本は3冊目。
デビュー作『木曜日にはココアを』の続編らしい。
12の短編から成る連作短編集だが、一つ一つがあまりにも弱く、一編の小説としては成立していないものばかり。
主人公がある出会いによって発見・開眼・改心する話が多いのだが、どれも簡単で都合がいい。
こういう小説は、読むとホッコリするらしい。
ホッコリしたい人たちが読むべき本で、僕には向いてなかったということ。