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この世の喜びよ [本]

5月4日(土)
井戸川射子『この世の喜びよ』(講談社)読了。

この世の喜びよ

この世の喜びよ

  • 作者: 井戸川射子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2022/11/09
  • メディア: Kindle版


娘たちが幼い頃、よく一緒に過ごした近所のショッピングセンター。
その喪服売り場で働く「あなた」は、フードコートの常連の少女と知り合う。
第168回芥川賞受賞作『この世の喜びよ』、ハウスメーカーの建売住宅に一人体験宿泊する主婦を描く『マイホーム』、父子連れのキャンプに叔父と参加した少年が主人公の『キャンプ』の3作を収録した短編集。

芥川賞の選評ではかなり褒められていたが、読みにくく分かりにくい小説で、まさに純文学。
前衛的ではあるが、エンタメ性は低い。
全部で135ページだったので、何とか読み通すことができた。

ナッポス・プロデュース『湯を沸かすほどの熱い愛』の稽古18日目。
ダンス返し、アクション返し、7・8・9場の復習の後、7~9場を通しました。
この3場通しがなかなかおもしろくて、つい役者たちを褒めてしまいました。
ようやく芝居が形になってきたという感じ。
いよいよ来週が稽古最終週。
頑張ります!

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