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恋のゴンドラ [本]

9月9日(土)
東野圭吾『恋のゴンドラ』(実業之日本社)読了。

恋のゴンドラ

恋のゴンドラ

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2016/11/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


広太は32歳、リフォーム会社で設計と営業をしている。
同僚の美雪との結婚を間近に控えているが、今日は浮気相手の桃実と里沢温泉スキー場へやってきた。
桃実と12人乗りのゴンドラに乗ると、後から4人連れの女性が入ってきた。
その中の一人は、なんと美雪だった!
広太はゴーグルとマスクをしていたが、はたして降りるまで、バレずに済むか?

東野圭吾氏の本はこれが60冊目。
7つの章に分かれ、それぞれ主人公が違うが、登場人物は重なっており、つまりは合計8人の男女の恋の物語。
なんと、ミステリでなく、ラブコメ!
しかし、天下の東野氏がただのラブコメを書くはずがない。
舞台は里沢温泉スキー場で、『白銀ジャック』『疾風ロンド』の主人公・根津も登場する。
ストーリーもツイストの連続で、大いに楽しめた。
根津シリーズの第三弾『雪煙チェイス』も急いで読もうと思う。

yataPro『エール!』を見てきました。
これはおもしろい!
東北大震災直後の避難所を舞台した芝居で、設定は深刻なのに、ユニークな登場人物とエピソードで、終始ニコニコニしながら見ることができた。
そして、ラストは感動!
それがまた、ご都合主義やお涙頂戴とは無縁の、笑いをまぶした感動で、しっかり共感することができた。
俳優陣がまたすばらしい。
8人全員が達者で魅力的。
特にピンクの電話の竹内都子さんのうまさには圧倒された。
しかし、これは声を大にして言いたいのだが、プロデューサー兼主演の近江谷太朗君がよかった!
この役、まさに近江谷君そのものではないか!
まじめで、不器用で、調子がよくて、そそっかしくて、優しくて、シャイで、図々しくて、勤勉で、惚れっぽくて、一途で。
これほど輝いている近江谷君を見るのは、『サンタクロースが歌ってくれた』の「警部」以来!
自分の芝居以外で、これほど「一人でも多くの人に見てほしい!」と思ったのは本当に久しぶり。
チケットはまだ売り切れていないそうなので、ぜひとも中野ポケット・スクエアのテアトルBONBONに駆けつけてほしい。
9月18日まで休演日ナシでやってます!
あ、木村玲衣と西牟田恵さんと一色洋平君のこと、書き忘れた!
木村玲衣、可愛かったぞ!
西牟田さん、キレイでした! 素敵でした!
一色君、またキャラメルボックスに出てね!
今日はちょっと興奮気味でごめんなさいでした。

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