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個人教授 [本]

3月18日(日)
佐藤正午『個人教授』(角川文庫)読了。

個人教授 (角川文庫)

個人教授 (角川文庫)

  • 作者: 佐藤 正午
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2002/03/21
  • メディア: 文庫


九州、西海市。
松井英彦は20代の新聞記者で、現在は休職中。
総合病院の理事長である「夫人」と愛人契約を結び、月に40万円の手当てをもらっている。
風の噂で、別れた恋人が妊娠しており、出産するつもりらしいと知る。
なぜ自分に知らせてこないのか?
彼女に問いただしたいが、居場所がわからない。
松井は一人で彼女を探し始めるが……。

佐藤正午氏の本はこれが18冊目。
1987年9月から、月刊カドカワに連載された小説。
佐藤氏の初期の作品の主人公は、女・酒・競艇に溺れ、自堕落な生活をしていることが多い。
この小説の主人公は女と酒だけで、競艇はやってなかった。
が、自堕落なことに変わりはない。
感情移入が難しかった。

北千住のシアター1010のドラマ・リーディング教室の発表会。
11時からリハーサル。
昨日の場当たりより格段によくなりました。
14時から本番。
さらによくなって、『走れメロス』のラストは大いに盛り上がりました。
終演後、客出しをしていたら、見たことのある顔が。
なんと、高校時代の養護教諭の菊池先生がお客さんとして来ていたのです。
これにはビックリ。
近くにお住まいで、たまたまこの発表会のことを知り、駆けつけてくださったのです。
僕が高校を出たのが、39年前。
菊池先生はキャラメルボックスの公演に来てくださったことがあるので、39年ぶり再会というわけではありませんでしたが、ぞれでもうれしかった。
終演後は受講生の皆さんと乾杯をして、記念写真を撮りました。
今年の発表会も大成功に終わって、本当によかった。
ぞの後は、埼玉県狭山市へ直行して、母のお見舞いに行ってきました。
手術から1カ月、ようやく食事ができるようになりました。
退院も近いようです。

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