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江戸の銭勘定 [本]

3月17日(土)
山本博文『江戸の銭勘定』(洋泉社歴史新書)読了。

江戸の銭勘定~庶民と武士のお金のはなし (歴史新書)

江戸の銭勘定~庶民と武士のお金のはなし (歴史新書)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2017/01/11
  • メディア: 新書


東京大学資料編纂所教授の山本博文が、江戸時代の物価を解説する。

江戸時代、文化・文政期(1804~1830)の物価。
金1両が現在の18万円とすると、
〇酒一升→7500円
〇かけそば一杯→480円
〇玉子一個→600円
〇きゅうり一本→48円
〇だいこん一本→216円
〇番傘一本→6000円
〇草鞋一足→720円
〇旅籠一泊→6000円
〇銭湯一回→240円
〇按摩一回→1440円
〇富くじ一枚→22500円
〇歌舞伎升席→37500円
〇金魚一匹→90万円
〇大工の年収→476万円
〇棒手振り(生魚の行商)の年収→441万円
〇江戸近郊の農家の年収→335万円
具体的な数字がわかると、いろいろ見えてくる。
それにしても、金魚高すぎ!
お薦めです。

今日は北千住のシアター1010へ行き、ドラマ・リーディング教室の発表会の打合せと場当たりをやってきました。
演出は僕と、元キャラメルボックス演出部の白井直(結婚して、日置直と改名)。
13時から、音楽の打合せ。
15時から、明かり作り。
18時から、受講者の方々が参加して、場当たり。
20時に、予定通り終了。
受講者の方々はしっかり練習してきてくれようで、場当たりは上々の出来。
明日の本番が楽しみになってきました。
このドラマ・リーディング、なんと今年で9年目なのです。
10年目を目指して、明日も頑張ります!

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