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高架線 [本]

9月11日(火)
滝口悠生『高架線』(講談社)読了。

高架線

高架線

  • 作者: 滝口 悠生
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/09/28
  • メディア: 単行本


新井田千一は大学3年の時、先輩の紹介で、西武池袋線東長崎駅近くのアパート「かたばみ荘」で暮らし始める。
「かたばみ荘」は、出る時、次の住人を見つけてこなければならない。
5年後、千一は知り合いの知り合いである片川三郎を後釜にして、「かたばみ荘」を出た。
さらに5年後、「かたばみ荘」の大家から電話がかかってきて、片川が行方知れずになったので、次の住人を探してくれと言われる……。

滝口悠生氏の本はこれが4冊目。
視点人物が次々と交代させながら、「かたばみ荘」を描いていく。
「高架線」とは西武池袋線のことだった。
僕は中学1年から大学4年までこの路線を使っていたので、感慨深かった。
東長崎駅で降りたことはたぶん、一度もないが。

今日は12時より、キャラメルボックス俳優教室の授業。
『アローン・アゲイン』の2・3場をやりました。
今日で動き付けは終了。
後はひたすら演技とギャグを練っていきます。
終了後は池袋サンシャイン劇場へ移動。
19時より、アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の本番5日目、6ステージ目。
キャラメルボックスの三浦剛、『宮崎美子のすずらん本屋堂』でご一緒した会計士の山田真哉さんが見に来てくれました。
三浦によれば、野球のプレイに問題はなかったとのこと。
ホッと安心しました。
僕は今日は初めて二階席で見たのですが、一階席より役者の声がダイレクトに来て、聞き取りやすかった。
役者の動きもよくわかるし、二階席で見るのもなかなかいいと思いました。

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