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荒鷲の要塞 [映画]

9月11日(火)
ブライアン・G・ハットン監督『荒鷲の要塞』(1968年)WOWOWで鑑賞。

荒鷲の要塞 [DVD]

荒鷲の要塞 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


第2次世界大戦中、ドイツ。
アメリカ軍のカーナビー将軍がドイツ軍に捕らわれ、「鷲の城」と呼ばれるドイツ情報本部に監禁された。
イギリス軍情報部は、ジョン・スミス(リチャード・バートン)ら6人と、アメリカ軍レンジャー部隊のシャファー中尉(クリント・イーストウッド)を派遣する。
7人は「鷲の城」近くの村に落下傘で降下。
ところが、スミスは他の6人に黙って、女性諜報部員メアリー(メアリー・ユーア)を随行させていた……。

原題は『Where Eagles Dare』。
脚本は、『ナバロンの要塞』の原作者アリステア・マクリーン。
監督は、『戦略大作戦』のブライアン・G・ハットン。
痛快な戦争活劇で、2時間半を越える長尺だが、楽しめた。
お目当てのクリント・イーストウッドは脇役で、リチャード・バートンが大活躍。
しかし、この頃のバートンはもう太ったオッサンで、若きイーストウッドのカッコよさとは比ぶべくもない。
ヒロインのメアリー・ユーアという人にも魅力を感じなかった。
残念。

『夕陽のガンマン』『戦略大作戦』『荒鷲の要塞』と、若き日のクリント・イーストウッドの出演作を見てきたが、どれも娯楽映画として、よくできていました。
これらの映画で、イーストウッドはスターの座を確かなものにしたのですね。
が、それには飽き足らず、監督業にも進出したわけです。
セルジオ・レオーネ、ブライアン・G・ハットン、そして、『ダーティー・ハリー』のドン・シーゲルなど、優れた監督の仕事ぶりを間近で見たことが、さぞかし役に立ったでしょう。
そのことが確認できてよかったと思います。

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