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潜水服は蝶の夢を見る [映画]

2月1日(金)
ジュリアン・シュナーベル監督『潜水服は蝶の夢を見る』(2007年)GYAOで鑑賞。

潜水服は蝶の夢を見る [DVD]

潜水服は蝶の夢を見る [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: DVD


フランス。
ジャン=ドミニク・ボビー、通称ジャン=ドー(マチュー・アマルリック)が目を覚ます。
そこは病室で、体が全く動かず、話もできなかった。
主治医は、全身が麻痺する「ロックト・イン・シンドローム」だと言う。
しかし、ジャンは目だけは動かすことができた。
ジャンは「ELLE」誌の編集者で、妻と3人の子供と別れ、愛人と暮らしていた。
言語療法士のアンリエット(マリー=ジョゼ・クローズ)は、左目の瞬きでコミュニケーションをする方法をジャンに教える。
意思標示ができるようになると、ジャンは出版社と本を出す契約を結んでいたことを思い出し、連絡を取る。
編集者のクロード(アンヌ・コンシニ)を相手に、瞬きで文章を綴っていく……。

実話に基づいた映画。
「ジャン」は二つの目しか動かせないが、右目の瞬きができなくなると、医師は眼球の乾燥を防ぐために、右目の瞼を縫い合わせてしまう。
それで本を1冊書いてしまうのだから、途轍もない精神力の持ち主だったと思う。
演じるマチュー・アルマリックも凄い。
左目だけで、「ジャン」の気持ちを表現していく。
もちろん、回想シーンでは全身を動かすが、現在のシーンはあくまでも左目だけ。
壮絶な物語だが、主人公の必死で生きようとする姿勢が、映画が暗くなることを防いだ。
映像も美しい。
女優さんもみんな美人だったが、そのおかげで役の見分けがなかなか付かなかった。
こんなことは初めて。
というわけで、お薦めです。

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』の「めんま」は、サッポロ一番塩ラーメンのかき玉子入りが大好物です。
今日の昼食、試しに僕も作ってみました。
でも、玉子を入れるタイミングがまずかったのか、あまりにも細かく分かれてしまい、スープ全体が黄色くなって、玉子の姿は消えてしまった。
たぶん、早すぎたのでしょう。
何日か経ったら、再挑戦したいと思います。
玉子は火を止める直前に入れる!

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