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大統領とハリウッド [本]

10月25日(金)
村田晃嗣『大統領とハリウッド』(中公新書)読了。

大統領とハリウッド-アメリカ政治と映画の百年 (中公新書)

大統領とハリウッド-アメリカ政治と映画の百年 (中公新書)

  • 作者: 村田 晃嗣
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2019/02/20
  • メディア: 新書


同志社大学法学部教授の村田晃嗣が、アメリカ大統領とハリウッド映画界の関係の変遷を解説する。

ハリウッド映画界は昔からリベラルの人間が多く、今は反トランプという印象。
メリル・ストリープやロバート・デ・ニーロがトランプを批判し、トランプがやり返している。
が、以下の大統領はハリウッド映画の中で神格化されてきた。
〇エイブラハム・リンカーン
〇フランクリン・D・ローズベルト
〇ジョン・F・ケネディ
また、以下の大統領も好意的に扱われてきた。
〇ビル・クリントン
〇バラク・オバマ
反対に悪役または愚者として扱われてきたのが、
〇リチャード・ニクソン
〇ドナルド・レーガン
〇ジョージ・W・ブッシュ
そして、あまり相手にされなかったのが、
〇ジミー・カーター
戦後では一番人気のケネディは、意外にも映画をあまり見なかったらしい。
つまり、ハリウッドの側の片思い。
ただし、マリリン・モンローを初めとする女優たちとは深い交流があったようだ。
恐るべし、ケネディ!

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