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日本演劇現在形 [本]

12月24日(火)
岩城京子『日本演劇現在形』(フィルムアート社)読了。

日本演劇現在形  時代を映す作家が語る、演劇的想像力のいま

日本演劇現在形 時代を映す作家が語る、演劇的想像力のいま

  • 作者: 岩城 京子
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2018/02/01
  • メディア: 単行本


ニューヨーク市立大学大学院客員研究員で演劇研究者の岩城京子が、1980年代生まれの日本の演劇人・8人にインタビューした本。

取り上げられたのは、
神里雄大(岡崎芸術座/劇作家・演出家)
村川拓也(演出家・映像作家)
木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎/主宰・補綴・監修)
藤田貴大(マームとジプシー/演劇作家)
西尾佳織(鳥公園/劇作家・演出家)
三浦直之(ロロ/脚本家・演出家)
山本卓卓(範宙遊泳/劇作家・演出家)
市原佐都子(Q/劇作家・演出家)
恥ずかしながら、彼らが作る芝居は1本も見たことがない。
8人とも80年代に生まれて、今は30代。
いずれもアート性が高く、海外での公演が多い。
58歳の私の同世代とは、目指す方向が全く違う。
彼らが影響を受けているのは、太田省吾(転形劇場)、岡田利規(チェルフィッチュ)、三浦基(地点)、飴屋法水、三浦大輔(ポツドール)などなど。
エンタメ性の強い、私の同世代の名前は全く挙がらない。
彼らの作る芝居は、「ポストドラマ演劇」と呼ばれているらしい。
自分が見て、楽しめるかわからないが、同じ演劇人として、勉強しなければと思った。

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