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雲の向こう、約束の場所 [映画]

10月18日(日)
新海誠監督『雲の向こう、約束の場所』(2004年)WOWOWで鑑賞。

雲のむこう、約束の場所 [DVD]

雲のむこう、約束の場所 [DVD]

  • 出版社/メーカー: コミックス・ウェーブ・フィルム
  • 発売日: 2005/02/17
  • メディア: DVD


津軽海峡を挟んで南北に分断された日本。
米軍統治下の青森。
中学生の藤沢浩紀(声/吉岡秀隆)と白川拓也(萩原聖人)は、海峡の向こうの北海道に立つ巨大な塔に憧れて、廃駅跡でひそかに飛行機の組み立てをしている。
2人は同級生の沢渡佐由理(南里侑香)にその秘密を打ち明ける。
3人は廃駅跡に通うが、中学3年の夏、佐由理が転校してしまう。
3年後、浩紀は東京へ行き、青森に残った拓也は軍の研究所である実験を行っていた……。

『ほしのこえ』でデビューした新海誠監督の第2作で、新海監督自身が原作・脚本・撮影を手がけたアニメ映画。
典型的な「セカイ系」の話で、短編だった『ほしのこえ』ならまだしも、91分の長編になると、きわめて荒唐無稽なものに感じられた。
やはり、この監督はストーリー作りがうまくない。
が、絵はすばらしく、すべてのカットが美しい。
中でも、廃駅跡のシーンは溜め息が出るほど美しい。
つまり、絵を堪能すべき映画なのだ。

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