ミス・ワイフ [映画]
2月18日(木)
カン・ヒョジン監督『ミス・ワイフ』(2015年)GYAOで鑑賞。
ヨヌ(オム・ジョンファ)は39歳独身の敏腕弁護士。
夢だったニューヨーク転任が決まった日、交通事故に遭遇し、気付くと天国の中継所にいた。
ところが、ヨヌの死は中継所の所員のミスで、所長のイ(キム・サンホ)から、1カ月間、他の人の体で過ごすことに成功したら生き返らせる、と言われる。
次に目覚めると、ヨヌは団地で暮らす専業主婦になっていた。
いきなり、区役所に勤める夫ソンファン(ソン・スンホン)、中学生の娘、小学生の息子の3人の世話をしなければならなくなる。
それは、ヨヌが拒否していた生き方だった……。
アイディアは明らかに、ウォーレン・ベイティ監督『天国から来たチャンピオン』(1978年)からのイタダキ。
これに、ゲイリー・マーシャル『潮風のイタズラ』(1987年)と、ブレット・ラトナー監督『天使がくれた時間』(2000年)の要素を加えている。
が、映画自体は非常に出来が良く、途中何度も笑わされ、ラストで感動させられた。
主演のオム・ジョンファは、『ダンシング・クィーン』も良かったが、達者で愛嬌があって、すばらしい。
ソン・スンホンも、『情愛中毒』のハンサムぶりはどこへ行ったのか、コミカルな演技が巧い。
特筆すべきはキム・サンホで、あの奇怪な髪形が、天使の役では全く気にならず、知性と滑稽味と哀愁を同時に表現していた。
近所の主婦役で、ラ・ミランも出演。
ストーリーに意外性は全くないが、実によくできた映画だと思う。
お薦めです。
カン・ヒョジン監督『ミス・ワイフ』(2015年)GYAOで鑑賞。
ヨヌ(オム・ジョンファ)は39歳独身の敏腕弁護士。
夢だったニューヨーク転任が決まった日、交通事故に遭遇し、気付くと天国の中継所にいた。
ところが、ヨヌの死は中継所の所員のミスで、所長のイ(キム・サンホ)から、1カ月間、他の人の体で過ごすことに成功したら生き返らせる、と言われる。
次に目覚めると、ヨヌは団地で暮らす専業主婦になっていた。
いきなり、区役所に勤める夫ソンファン(ソン・スンホン)、中学生の娘、小学生の息子の3人の世話をしなければならなくなる。
それは、ヨヌが拒否していた生き方だった……。
アイディアは明らかに、ウォーレン・ベイティ監督『天国から来たチャンピオン』(1978年)からのイタダキ。
これに、ゲイリー・マーシャル『潮風のイタズラ』(1987年)と、ブレット・ラトナー監督『天使がくれた時間』(2000年)の要素を加えている。
が、映画自体は非常に出来が良く、途中何度も笑わされ、ラストで感動させられた。
主演のオム・ジョンファは、『ダンシング・クィーン』も良かったが、達者で愛嬌があって、すばらしい。
ソン・スンホンも、『情愛中毒』のハンサムぶりはどこへ行ったのか、コミカルな演技が巧い。
特筆すべきはキム・サンホで、あの奇怪な髪形が、天使の役では全く気にならず、知性と滑稽味と哀愁を同時に表現していた。
近所の主婦役で、ラ・ミランも出演。
ストーリーに意外性は全くないが、実によくできた映画だと思う。
お薦めです。