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パンドラの少女(上) [本]

3月17日(水)
M・R・ケアリー『パンドラの少女』(創元推理文庫)読了。

パンドラの少女〈上〉 (創元推理文庫)

パンドラの少女〈上〉 (創元推理文庫)

  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2017/05/21
  • メディア: 文庫


イギリス。
人類はある特殊なキノコによる感染症で壊滅状態に陥っていた。
そのキノコは人間の脳を支配し、他の人間を襲って食べる。
感染者は「飢えた奴ら(ハングリーズ)」と呼ばれ、恐れられていた。
メラニーは軍事基地内の学校で暮らす10歳の少女。
そこには、キノコが感染したにもかかわらず、理性を失わない子供たちが集められ、教育されていた。
メラリーは優しい先生ジャスティノーを慕っていたが、彼女の体臭を嗅ぐと、激しい飢餓感を感じてしまう……。

イギリスのSF小説で、キャッチフレーズは「カズオ・イシグロmeetsウォーキング・デッド」。
つまり、ゾンビもので、ディストピアもの。
作者のM・R・ケアリーはコミックスの原作者で、結構有名な人らしい。
抜群のストーリーテリングで感心した。
下巻も楽しみ。

成井硝子店・第一回公演振替公演『ゲキジョ!』の小屋入り3日目。
1000集合、1330ゲネプロ、1800本番初日。
本番は、緊張によるミスがいろいろ出たけど、全体的にはおもしろかった!
やるたびによくなるので、明日以降も楽しみです。
僕は開場時間中は劇場の入口の前で、お客さんのご案内。
そして、前説も担当しました。
キャラメルボックスの森めぐみと石森美咲が見に来てくれました。
明日も眼張ります!

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