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松本清張「隠蔽と暴露」の作家 [本]

2月13日(日)
高橋敏夫『松本清張「隠蔽と暴露」の作家』(集英社新書)読了。

松本清張 「隠蔽と暴露」の作家 (集英社新書)

松本清張 「隠蔽と暴露」の作家 (集英社新書)

  • 作者: 高橋 敏夫
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/01/17
  • メディア: 新書


早稲田大学文学部大学院教授の高橋敏夫が、社会派推理小説の創始者・松本清張の人物と作品を解説する。

松本清張は1909年、福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市小倉北区)生まれ。
本名は同じ字で清張(きよはる)と読む。
板櫃尋常高等小学校を卒業後、様々な職業に就き、1950年『西郷札』でデビュー。
1952年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞を受賞。
1958年、『点と線』がベストセラーとなる。
代表作は、『ゼロの焦点』『砂の器』『日本の黒い霧』『昭和史発掘』『古代史疑』など。
日本探偵作家クラブ賞、吉川英治文学賞、菊池寛賞など数々の賞を獲得。
1992年、82歳で死去。
僕は中学時代、母の勧めで『点と線』を読み、たちまちファンとなってしまい、当時文庫になっていた約40冊を読破した。
昭和を代表する作家は、松本清張と司馬遼太郎の2人で決まりだと思う。
松本清張の入門書として、とてもいい本だと思った。

今日はキャラメルボックス2022新人オーディションの第二次審査。
丸1日かけて、計42人の演技を見ました。
換気のために窓を開けっ放しだったので、1日中寒かった。
しかし、若い役者たちの演技はおもしろく、充実したオーディションになりました。
第三次審査は1週間後。
楽しみで仕方ありません。


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