偽りの隣人 [映画]
8月20日(土)
イ・ファンギョン監督『偽りの隣人』(2021年)WOWOWで鑑賞。
1985年、ソウル。
次期大統領選に出馬するために帰国した野党政治家イ・ウィシク(オ・ダルス)は、空港に到着するなり国家安全政策部により逮捕され、自宅に軟禁された。
諜報機関はウィシクを監視するため、左遷されていたユ・デグォン(チョン・ウ)を監視チームのリーダーに抜擢。
デグォンはウィシクの隣家に住み込み、24時間体制の盗聴を開始した。
が、家族を愛し、国民の幸福を願うウィシクの声を聞き続けるうちに、上層部に疑問を持ち始める‥‥。
韓国歴代興収10位を記録し、日本でも大ヒットした感動作『7番房の奇跡』のイ・ファンギョン監督だけあって、もう甘い甘い。
現実感がないない。
いつもへなちょこな脇役をやっているオ・ダルスも、こんな役がやりたかったのはわかるが、悲しいほど似合ってない。
にもかかわらず、見にいるうちに、登場人物たちが好きになってくる。
そう言えば、『7番房の奇跡』の時も同じだった。
ダメだなあ、と思いながら、同時に感動していた。
まさに、韓国のフランク・キャプラ。
僕はこういう「愚直」さが好きだ。
お薦めです。
イ・ファンギョン監督『偽りの隣人』(2021年)WOWOWで鑑賞。
1985年、ソウル。
次期大統領選に出馬するために帰国した野党政治家イ・ウィシク(オ・ダルス)は、空港に到着するなり国家安全政策部により逮捕され、自宅に軟禁された。
諜報機関はウィシクを監視するため、左遷されていたユ・デグォン(チョン・ウ)を監視チームのリーダーに抜擢。
デグォンはウィシクの隣家に住み込み、24時間体制の盗聴を開始した。
が、家族を愛し、国民の幸福を願うウィシクの声を聞き続けるうちに、上層部に疑問を持ち始める‥‥。
韓国歴代興収10位を記録し、日本でも大ヒットした感動作『7番房の奇跡』のイ・ファンギョン監督だけあって、もう甘い甘い。
現実感がないない。
いつもへなちょこな脇役をやっているオ・ダルスも、こんな役がやりたかったのはわかるが、悲しいほど似合ってない。
にもかかわらず、見にいるうちに、登場人物たちが好きになってくる。
そう言えば、『7番房の奇跡』の時も同じだった。
ダメだなあ、と思いながら、同時に感動していた。
まさに、韓国のフランク・キャプラ。
僕はこういう「愚直」さが好きだ。
お薦めです。