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ラブ・レター [映画]

12月20日(火)
ウィリアム・ディターレ監督『ラブ・レター』(1944年)AmazonPrimeで鑑賞。

ラブ・レター [DVD]

ラブ・レター [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジュネス企画
  • 発売日: 2012/09/25
  • メディア: DVD


第二次世界大戦中、イタリアの戦線。
英軍将校アラン・クイントン(ジョセフ・コットン)は、戦友ロジャー・モーランドに頼まれて、ラブレターの代筆をしていた。
相手はロジャーが将校舞踏会で知り合ったヴィクトリア・レミントン(ジェニファー・ジョーンズ)という女性だった。
その後、アランは重傷を負い、入院した。
ロジャーから、明日ヴィクトリアと結婚する、という手紙が届き、激しいショックを受けた。
本国の病院へ送還され、病院生活一年余りで退院し、アランは実家に帰った。
伯母が死んで、伯母が住んでいたベルトマーシュの屋敷が、遺産としてアランのものになった。
引っ越しの前夜、アランは弟のデレックは誘われ、ディリー・カーンスの夜会に行った。
そこで、ロジャーが1年前に死んだことを知った‥‥。

原題は『Love Letter』。
クリス・マッシーの小説をエイン・ランドが脚色して映画化。
明らかに、エドモン・ロスタンの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』をもとにした話で、「恋文の代筆」という部分を上手にアレンジにしている。
撮影当時、ジェニファー・ジョーンズは26歳で、瑞々しい美しさ。
しかし、彼女はこの2年前1943年に、『聖処女』でアカデミー主演女優賞を受賞している。
この『ラブ・レター』でも主演女優賞にノミネートされている。
ジョセフ・コットンは40歳で、4年前の1941年に、オーソン・ウェルズ監督『市民ケーン』で映画デビューしている。
歳の差はあるが、2人とも新進気鋭の俳優だったのだ。
映画自体もサスペンス調でなかなか楽しめた。
お薦めです。

Jennifer Jones: The Life and Films

Jennifer Jones: The Life and Films

  • 出版社/メーカー: McFarland Publishing
  • 発売日: 2011/09/12
  • メディア: ペーパーバック



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