君たちはどう生きるか

７月２４日（月）
宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』（２０２３年）新宿ピカデリーで鑑賞。

漫画　君たちはどう生きるか

• 出版社/メーカー: マガジンハウス
• 発売日: 2017/09/19
• メディア: Kindle版

太平洋戦争末期。
牧眞人（声／山時聡真）は父親のショウイチ（木村拓哉）の声で、夜中に目覚める。
母親・ヒサコのいる病院が火事になったと知り、慌てて家を飛び出すが、ヒサコは亡くなってしまう。
やがて、父親はヒサコの妹のナツコ（木村佳乃）と再婚することになる。
眞人は父親と共に、ナツコの暮らす田舎の屋敷に疎開する。
屋敷の広大な敷地の中には、アオサギ（菅田将暉）が住んでいた。
アナサギは眞人に「母親が待っている」と囁いた‥‥。

宮崎駿監督の最新作、妻と２人で見てきました。
評判通りの難解さで、後半１時間は何が何だかよくわからない。
見ながら、これは村上春樹氏の小説、野田秀樹氏の芝居と同じだ、と思いました。
作者の頭の中では筋が通っているが、それをお客さんにわからせるつもりはないので、結果的に難解になってしまう。
思えば、『もののけ姫』の頃からその傾向があり、『ハウルの動く城』の後半で決定的になった。
『ポニョ』の後半もそうだった。
僕は『もののけ姫』以前のわかりやすい作品が好きなので、『君たちはどう生きるか』は口に合わなかった。

午前は、王子小劇場で、中高生向けのワークショップ。
１２人の中高生と共に、発声練習、語り練習、台本練習をしました。
みんなまじめに取り組んでくれたので、とてもやりやすかった。
午後は、妻と新宿高島屋タイムズスクエアで食事をして、その後、新宿ピカデリーで『君たちはどう生きるか』を見ました。
今日は妻の誕生日なのです。
結婚した時は２６歳で、今日で５８歳。
今日から始まる１年も元気に過ごしてほしいです。