潮騒：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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潮騒　[映画] [編集]

８月２３日（水）
フィリップ・ラブロ監督『潮騒』（１９７４年）AmazonPrimeで鑑賞。

出版社/メーカー: キングレコード
発売日: 2023/07/05
メディア: DVD

フランスの海辺の町。
心理学者のローラン（イブ・モンタン）が、執筆のためにやってくる。
彼は、暴力に関する著作で有名人だった。
しかし、見知らぬ男に襲われ、左手首を捻挫してしまう。
最初は老齢の医師に治療してもらったが、二度目にやってきたのは、代理の美しい女医コンスタンス（キャサリン・ロス）だった。
２人はすぐに恋に落ちた‥‥。

原題は『Le Hasard et la Violence』。
何ともお粗末な脚本で、イブ・モンタンとキャサリン・ロスが可哀想になった。
キャサリン・ロスは、１９４０年、ロサンジェルス生まれ。
１９６２年、テレビドラマでデビュー。
１９６７年、『卒業』でアカデミー助演女優賞にノミネート。
１９６９年、『明日に向って撃て!』で英国アカデミー賞主演女優賞を受賞。
この２本で、一気にスターとなった。
７０年代のハリウッドの三大美女と言えば、ジャクリーン・ビセット、キャンディス・バーゲン、キャサリン・ロスの３人。
その後、ジャクリーン・ビセットはフランスに移住し、キャンディス・バーゲンとキャサリン・ロスはテレビに移行した。
僕は３人の中ではキャサリン・ロスが一番好きだったが、『潮騒』は見逃していた。
ヌードシーンがあって、ビックリ。
こんなひどい映画で脱ぐことないのにと思ったが、世界的歌手で大スターのイブ・モンタンとの共演で張り切ったのだろう。