ナイル殺人事件：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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ナイル殺人事件　[映画] [編集]

１月２６日（金）
ケネス・ブラナー監督『ナイル殺人事件』（２０２２年）AmazonPrimeで鑑賞。

出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
発売日: 2022/06/01
メディア: Blu-ray

1914年、第一次世界大戦で前線に配属されたエルキュール・ポアロ（ケネス・ブラナー）は、風向きの変化を鳥の様子から見抜いて、自分の所属する部隊を救う。
が、上司が敵兵の仕掛けた罠に引っかかり爆発、ポアロも重傷を負う。
医療テントに駆けつけたポアロの恋人カロリーヌ（スザンナ・フィールディング）は、顔面に大きな傷を負ったポアロに、傷口を隠すようにヒゲを蓄えるように勧める。
1937年、世界的な探偵となったポアロは、ジャズ歌手サロメ・オッタボーン（ソフィー・オコネドー）が出演するロンドンのナイトクラブで、ジャクリーン・ド・ベルフォール（エマ・マッキー）とその恋人サイモン・ドイル（アーミー・ハマー）を目にする。
ジャクリーンはその場に現れた彼女の親友の大富豪リネット（ガル・ガドット）にサイモンとの婚約を伝える。
６週間後、エジプトで休暇を過ごすポアロは、オリエント急行殺人事件の際に同行していた友人のブーク（トム・ベイトマン）とその母ユーフェミア（アネット・ベニング）と再会。
ブークは友人の新婚旅行を兼ねた結婚パーティーへ参加するためにエジプトに来ていて、ポアロをパー招待する。
そのパーティーはリネットとサイモンの結婚を記念したものだった‥‥。

原題は『Death on the Nile』。
原作はアガサ・クリスティの1937年の小説『ナイルに死す』で、1978年の映画と2004年のテレビシリーズ『名探偵ポワロ』のエピソードに続く３度目の映像化。
2017年のケネス・ブラナー監督『オリエント急行殺人事件』の続編。
僕は1978年版を見ている。
監督がジョン・ギラーミン、出演者がピーター・ユスティノフ、ミア・ファロー、デヴィッド・ニーヴン、ベティ・デイヴィス、ジョージ・ケネディ、ロイス・チャイルズ、アンジェラ・ランズベリー、オリヴィア・ハッセー、サイモン・マッコーキンデール、ジョン・フィンチ、ジャック・ウォーデン、ジェーン・バーキン、マギー・スミスと、超豪華だった。
本作はそれより落ちるが、ケネス・ブラナーの監督としての腕は確かで、ミステリ映画としては非常に良い出来。
さらに、CGを駆使して、ナイル河畔やピラミッドの壮大な風景を映像化していた。
強いて欠点を挙げるなら、ケネス・ブラナー１人があまりにも目立ちすぎていること。
他の俳優たちがちょっと可哀想だった。
他に、
ロザリー・オッタボーン／レティーシャ・ライト
ウィンドルシャム／ラッセル・ブランド
アンドリュー・カチャドリアン／アリ・ファザル
マリー・ヴァン・スカイラー／ジェニファー・ソーンダース
ミセス・バワーズ／ドーン・フレンチ
ルイーズ・ブールジェ／ローズ・レスリー
らが出演。