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忍びの家 #3~5 [映画]

2月24日(土)
デイヴ・ボイル監督『忍びの家』#3~5(2024年)Netflixで鑑賞。

俵晴(賀来賢人)は伊藤可憐(吉岡里帆)と共に、元天会の辻岡(山田孝之)に会いに行く。
辻岡は、6年前の事件の時、晴に命乞いをして助けてもらった後、岳(高良健吾)を殺した覆面忍者だった。
一方、俵凪(蒔田彩珠)は死んだはずの岳からメッセージを受け取り、その指示に従って、俵家にある掛け軸を持ち出す‥‥。

悪い予感が当たった。
ストーリーの展開が極めてオーソドックスで、意外性が全くない。
田口トモロヲ、柄本時生、嶋田久作、ピエール瀧などの脇役たちは皆いつも通りのキャラクターで、安定感はこの上ないが、驚きもない。
例外は、男前の賀来賢人と、無双の木村多江さん。
山田孝之の悪役は物凄い風格だが、彼はこの役を本当にやりたいと思ったのだろうか?
『全裸監督』をやり遂げた彼には、こんなありきたりな悪役は物足りないのではないだろうか?
そんなことを考えてしまった。

全裸監督 村西とおる伝

全裸監督 村西とおる伝

  • 作者: 本橋 信宏
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2017/03/10
  • メディア: Kindle版



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