ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア

３月９日（土）
トーマス・ヤーン監督『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』(1997年）AmazonPrimeで鑑賞。

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア [DVD]

• 出版社/メーカー: 東芝デジタルフロンティア
• 発売日: 2002/03/22
• メディア: DVD

マーチン（ティル・シュヴァイガー）とルディ（ヤン・ヨーゼフ・リーファース）が電車の中で出会う。
ルディはマーチンの喫煙を無言で注意するが、マーチンは無視して吸い続けた。
２人はそれぞれ病院へ行き、検査を受け、余命宣告をされる。
そして、病室に行くが、なんと同室だった。
深夜、２人は院内の食堂に行き、テキーラを盗んで飲む。
ルディが「海を見たことがない」と言うと、マーチンは「天国では海の話をするのが流行りだ」と言う。
２人は病院を抜け出して、海を目指す‥‥。

原題は『Knockin' on heaven's door』。
ドイツ映画。
タクシードライバーで生計を立てていたトーマス・ヤーンが、ティル・シュヴァイガーに脚本を送ったところ、ティルがこの映画の脚本を気に入り、映画化がスタート。
ティルは本作でモスクワ国際映画祭の最優秀主演男優賞を受賞。
死に瀕した男２人のロードムービーであると同時に、非常にセンスのいいコメディでもある。
ゆえに、とても人気がある作品。
しかし、２人がすることは法律的にも道徳的にも明らかにアウトで、コンプライアンスに厳しくなった今でもウケるかどうかは微妙。
僕にはアウトで、残念ながらノレなかった。
なお、ラスト近くで、ルトガー・ハウアーが特別出演しているが、物凄くカッコよかった。