スキャナー・ダークリー：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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スキャナー・ダークリー　[映画] [編集]

３月１５日（金）
リチャード・リンクレーター監督『スキャナー・ダークリー』（2006年）AmazonPrimeで鑑賞。

出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日: 2010/04/21
メディア: Blu-ray

「今から７年後」の近未来、「物質D」という麻薬の蔓延しているアメリカ、アナハイム。
ボブ・アークター（キアヌ・リーブス）は潜入捜査官。
麻薬常習者のジム・バリス（ロバート・ダウニー・Jr）、アーニー・ラックマン（ウディ・ハレルソン）らと同居し、ドナ・ホーソーン（ウィノナ・ライダー）と付き合い始める。
が、ボブ自身も「物質D」に溺れていく。
パリスは当局に「密売人ボブ」を密告。
上司はボブに「密売人ボブ」、つまりボブ自身の監視を命じる‥‥。

原題は『A Scanner Darkly』。
フィリップ・K・ディックのSF小説『暗闇のスキャナー（A Scanner Darkly）』をアニメ化。
俳優を撮影した実写映像をトレースしてアニメーション化する「ロトスコープ」という技法によって制作された。
30人のアニメーターが15カ月かけて完成させたらしい。
しかし、実写映像の上に絵の具を塗るだけなので、それなら実写のままでいいではないかと思ってしまった。
僕は原作は既読だが、読んだのが30年以上前なので全く覚えていない。
しかし、ディックの悪夢的な世界は表現できていたと思う。
けっしておもしろくはなかったが。