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ボヴァリー夫人 [映画]

5月1日(水)
ジャン・ルノワール監督『ボヴァリー夫人』(1933年)AmazonPrimeで鑑賞。

珠玉のフランス映画名作選 ボヴァリー夫人 [DVD]

珠玉のフランス映画名作選 ボヴァリー夫人 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ブロードウェイ
  • 発売日: 2017/06/02
  • メディア: DVD


フランスの田舎町。
農場の一人娘のエンマ(ヴァランティーヌ・テシエ)は、医者のシャルルと恋に落ちる。
シャルルには妻がいたが、病死したため、エンマと再婚する。
社交界の華やかな暮らしを夢見るエンマは、金持ちの貴公子ロドルフと恋に落ちる。
ロドルフに駆け落ちを持ちかけたが、エンマは捨てられてしまう。
が、ルーアンの街でロドルフ再会し、また恋に落ちる‥‥。

原題は『MADAME BOVARY』。
ギュスターヴ・フローベールの同名小説の映画化。
1856年10月から12月にかけて文芸誌『パリ評論』に掲載され、姦通を賛美するような記述から、1857年1月に風紀紊乱・宗教冒涜の罪で起訴された。
が、2月に無罪判決を勝ち取り、刊行本が同年4月にレヴィ書房より出版され、裁判沙汰の効果もあって飛ぶように売れ、ベストセラーとなった。
本作が初の映画化で、その後、1949年のヴィンセント・ミネリによる『ボヴァリー夫人』、1991年のクロード・シャブロルによる『ボヴァリー夫人』、1989年のアレクサンドル・ソクーロフに『ボヴァリー夫人』、2014年のソフィー・バルテスによる『ボヴァリー夫人』と繰り返し映画化された。
1951年には、エマニュエル・ボンドヴィル作曲、ルネ・フォーショワ台本でオペラ化された。
本作は完成時、190分だったが、長すぎるとのことで、99分に短縮され、公開されたらしい。
そのせいか、あまりおもしろいと思えなかった。

ボヴァリー夫人(新潮文庫)

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  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/11/27
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