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コルバトントリ [本]

4月26日(水)
山下澄人『コルバトントリ』(文藝春秋)読了。

コルバトントリ

コルバトントリ

  • 作者: 山下 澄人
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/02/10
  • メディア: 単行本


山下澄人の芥川賞候補作。

残念ながら、この小説のストーリーは説明できない。
あってないようなものなのだ。
主人公の過去と現在が同時に存在し、混交する。
芥川賞の選評によれば、これが山下澄人氏のお得意のスタイルらしい。
コルバトントリはフィンランドの町の名前で、サンタクロースが住むと言われている。
が、小説の中に、この町は登場しない
昔の安部公房のような、不思議な小説。

ナッポス・プロデュース『スキップ』、本日、無事に初日の幕を開けました。
1415からのゲネプロは公開で、マスコミ、関係者、キャラメルボックス俳優教室の生徒など、100人以上が観劇。
上演時間は一気に2分近く縮んで、2時間2分32秒。
僕は快調なテンポの芝居が好きなので、とってもおもしろかった。
そして、19時からの本番初日は見事に満席。
キャラメルボックスの公演とは大きく違って、半数以上が男性客。
深川麻衣さんのファンが多かったのだろうと思います。
上演時間はさらに縮んで、2時間2分11秒。
何度も笑いが起こり、温かいムードのまま、進んでいきました。
カーテンコールは万雷の拍手。
大きなミスもなく、とてもいい初日になりました。
終演後は楽屋で乾杯。
原作者の北村薫さんがいらっしゃって、「名作」と褒めてくださいました。
この調子で、千秋楽まで、どんどんよくしていきたい。
明日も頑張ります!

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