SSブログ

有頂天家族/二代目の帰朝 [本]

4月27日(木)
森見登美彦『有頂天家族/二代目の帰朝』(幻冬舎)読了。

有頂天家族 二代目の帰朝 (幻冬舎文庫)

有頂天家族 二代目の帰朝 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 森見 登美彦
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/04/05
  • メディア: 文庫


京都。
狸の矢三郎は、名門・下鴨家の三男で、糾の森に住んでいる。
師匠の天狗・赤玉先生は飛行能力を失って、失意の日々。
そこへ、赤玉先生の跡継ぎである二代目が、100年ぶりにイギリスから帰ってきた。
100年前、二代目は赤玉先生と一人の女性を巡って戦い、死闘に破れ、日本を出た。
100年ぶりに、師弟が再び対決する?
しかし、二代目はホテルで居を定め、自分は天狗ではないと言った……。

森見登美彦氏の本はこれが14冊目。
京都の狸の矢三郎を主人公にした『有頂天家族』シリーズの第二作。
一作目はあまり乗れなかったが、登場人物(登場狸・登場天狗)に愛着が出てきて、結構楽しめた。
深川麻衣さんがこの本を見て、「私も好きです」と言っていた。
巻末に、第三作の予告が載っていた。
タイトルは『天狗大戦』。
今、これほどバカバカしい小説が書けるのは森見氏だけ。
第三作を楽しみに待つ。

ナッポス・プロデュース『スキップ』の本番2日目。
今日も満席で、うれしい限り。
セリフのミスが2、3カ所あったけど、全体的には落ち着いてできたと思います。
アンケートを読むと、やっぱり深川麻衣さんのファンが多い。
みんな、深川さんを真剣に応援している人たちで、読んでいて、胸が熱くなる。
深川さんは今、本当によく頑張っています。
毎日毎日、成長しています。
彼女の雄姿、ぜひ見届けてほしいです。

nice!(2) 
共通テーマ:演劇

nice! 2