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私たちが星座を盗んだ理由 [本]

10月21日(土)
北山猛邦『私たちが星座を盗んだ理由』(講談社文庫)読了。

私たちが星座を盗んだ理由 (講談社文庫)

私たちが星座を盗んだ理由 (講談社文庫)

  • 作者: 北山 猛邦
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/04/15
  • メディア: 文庫


アキ、トーコ、シュンの3人は高校2年の仲良し。
アキは、駅のホームで見かける1年上の先輩に片思いしていた。
ある日、トーコが、片思いが両思いになるおまじないを教えてくれた。
放課後、誰もいない校舎の階段を、後ろ向きに12段降りる。
アキは実際に試してみた。
12段降りた後、生徒玄関に行ったら、生徒手帳が落ちていた。
手帳には、憧れの先輩の写真が貼ってあった。
先輩の名前は、海野隆だった……。
ミステリ短編5つを収録した短編集で、上記は一つ目の『恋煩い』。

タイトルがあまりにもカッコいいので、買ってしまった。
結果は大正解!
非常にレベルの高い短編集で、特に3つ目の『嘘つき紳士』にはビックリさせられた。
北山猛邦氏は1979年生まれ。
2002年に『「クロック城」殺人事件』でメフィスト賞を受賞してデビュー。
新本格の旗手らしい。
他の本も読んでみたいと思った。

文化庁+日本劇団協議会『ケンジ先生』の稽古22日目。
第3回通し稽古でした。
上演時間がまたまた伸びて、1時間37分53秒。
さすがにちょっと遅く感じました。
しかし、中身はしっかり詰まっている。
お客さんにもきっと楽しんでもらえると思います。
明日は稽古休みで、明後日は稽古最終日。
最後の最後まて改良に努めたいと思います。
やるでやるで!

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