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映画を作りながら考えたこと [本]

1月7日(日)
高畑勲『映画を作りながら考えたこと』(文春ジブリ文庫)読了。

映画を作りながら考えたこと 「ホルス」から「ゴーシュ」まで (文春ジブリ文庫)

映画を作りながら考えたこと 「ホルス」から「ゴーシュ」まで (文春ジブリ文庫)

  • 作者: 高畑 勲
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/02/07
  • メディア: 文庫


アニメ監督の高畑勲が、『太陽の王子ホルスの大冒険』から『セロ弾きのゴーシュ』までを語る。

1991年に出版された本の文庫化。
僕は高畑勲氏の作品では、『赤毛のアン』『セロ弾きのゴーシュ』『アルプスの少女ハイジ』『母をたずねて三千里』が大好き。
高畑氏が『ハイジ』でアニメの世界にリアリズムを持ち込んだことは、一つの革命だったと思う。
巻末に、2014年に行われた、高畑氏、宮崎駿氏、鈴木敏夫氏の鼎談がついていた。
その中で、高畑氏が宮崎作品の、宮崎氏が高畑作品のベスト1を選んでいた。
高畑氏が選ぶ宮崎作品のベスト1は『となりのトトロ』!
やっぱりなあ、と思う。
宮崎氏が選ぶ高畑作品のベスト1は『アルプスの少女ハイジ』!
これもまた、やっぱりなあ、と思う。
このお二人の趣味はかなりズレている。
だから、名コンビになれたのだと思う。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』、今日は稽古休み。
僕は自宅で、明日以降の演出の準備。
稽古は全部で4週間。
昨日で第一週が終わり、明日から第二週が始まります。
立ち稽古は全12場中、7場まで進み、明日は8場から。
いよいよ台本の後半に突入します。
前半をやってみて、役者22人の出入り、動き、野球のプレイなど、様々な段取りを決めるのがどれほど大変か、よくわかりました。
だから、後半はしっかり準備して稽古に臨もうと考えたわけ。
それでは続きに戻ります。
やったるで。

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