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季刊高校演劇204号 [本]

1月8日(月)
黒羽英二他編『季刊高校演劇204号』(高校演劇劇作研究会)読了。

2010年4月の出版で、脚本4本とエッセイ3本を収録。
印象に残ったのは、高場光春『先生とチュウ』。
2009年度九州大会で創作脚本賞を受賞した作品。
教員採用試験を落ち続けている常勤講師が、女子生徒に頼まれて、担任のかわりに三者面談をやることになる。
まるでシチュエーション・コメディのような設定で、上手に笑わせながら、母と娘の葛藤、若い教師の葛藤を描く。
全国大会に進めなかったのは、他にもっとおもしろい高校があったからだろうか?

今日は大学2年の娘の成人式です。
母校の高校で行われるそうです。
娘と妻はこの日のために、着物を借りたり、写真を撮りに行ったり、様々な準備をしてきました。
僕はノータッチでしたが、こんなに手間がかかるものかと呆れていました。
37年前、僕は成人式に何の興味もなく、完全にスルーしたので。
それにしても、無事に20歳まで育ってくれて、本当によかった。
20年前に娘が生まれた時、この子が20歳になるまで死ねない、と思いました。
本当にアッという間でした。
でも、息子はまだ17歳なので、まだまだ死ねません。

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