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貴族探偵対女探偵 [本]

5月21日(月)
麻耶雄嵩『貴族探偵対女探偵』(集英社文庫)読了。

貴族探偵対女探偵 (集英社文庫)

貴族探偵対女探偵 (集英社文庫)

  • 作者: 麻耶 雄嵩
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2016/09/16
  • メディア: 文庫


高徳愛香は女探偵。
大学時代からの親友で大学院生の平野紗知に誘われ、「ガスコン荘」という名の山荘に行く。
到着早々、地下室で死体を発見。
ガスコン荘には紗知の後輩たちも来てきて、死体はその中の一人の笹部恭介だった。
愛香はすぐに宿泊客を集め、事情を聞く。
その中に、「貴族探偵」と名乗る男がいた……。

麻耶雄嵩氏の本はこれが12冊目。
「貴族探偵」シリーズの第二作で、タイトル通り、貴族探偵と女探偵の戦いを描いた短編5つから成る連作短編集。
貴族探偵は、「探偵」を名乗りながら、自分では何もせず、執事や運転手や召使に推理させる。
その傲慢な態度に、愛香は苛立つが、推理勝負では連戦連敗。
貴族探偵は今回も本名を名乗らなかった。
一方、ヒロインの高徳愛香だが、この名前、四国四県じゃないか!
こういうセンス、大好きです。
お薦めです。

今日は10時から、キャラメルボックス俳優教室の授業。
その後は、歯医者と、大学3年の娘のダンス公演。
忙しい1日です。
それでは、行ってきます。
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