結婚不要社会 [本]
12月22日(火)
山田昌弘『結婚不要社会』(朝日新書)読了。
中央大学文学部教授で、『パラサイト・シングル』『婚活』などの言葉を生み出した社会学者・山田昌弘が、日本の結婚の過去・現在・未来を語る。
近代は、「結婚不可欠社会」としてスタートした。
結婚しないと、心理的・社会的にとても生きにくくなる。
現在、アメリカや西ヨーロッパは、「結婚不要社会」となっている。
事実婚が増え、結婚せずとも子供を生み育てられる制度が整っている。
一方、日本は1990年代半ばから、「結婚困難社会」になってきている。
未婚率は増加しているが、若者は結婚したくないわけではない。
経済的な理由で、できなくなってきている。
これが少子化の原因の正体。
「結婚不要社会」になれば、アメリカや西ヨーロッパのように、少子化を克服できる。
と、山田氏は語る。
昭和の人間なので、若干の抵抗は感じるが、貴重な提言だと思った。
山田昌弘『結婚不要社会』(朝日新書)読了。
中央大学文学部教授で、『パラサイト・シングル』『婚活』などの言葉を生み出した社会学者・山田昌弘が、日本の結婚の過去・現在・未来を語る。
近代は、「結婚不可欠社会」としてスタートした。
結婚しないと、心理的・社会的にとても生きにくくなる。
現在、アメリカや西ヨーロッパは、「結婚不要社会」となっている。
事実婚が増え、結婚せずとも子供を生み育てられる制度が整っている。
一方、日本は1990年代半ばから、「結婚困難社会」になってきている。
未婚率は増加しているが、若者は結婚したくないわけではない。
経済的な理由で、できなくなってきている。
これが少子化の原因の正体。
「結婚不要社会」になれば、アメリカや西ヨーロッパのように、少子化を克服できる。
と、山田氏は語る。
昭和の人間なので、若干の抵抗は感じるが、貴重な提言だと思った。