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デ・パルマ [映画]

10月22日(金)
ノア・バームガック+ジェイク・パルトロウ監督『デ・パルマ』(2015年)WOWOWで鑑賞。

デ・パルマ [Blu-ray]

デ・パルマ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2018/06/06
  • メディア: Blu-ray


「キャリー」「アンタッチャブル」「スカーフェイス」など数々の名作を手がけてきた巨匠ブライアン・デ・パルマを題材にしたドキュメンタリー。
「フランシス・ハ」のノア・バームバックと「マッド・ガンズ」のジェイク・パルトロウが共同監督を務め、デ・パルマにインタビューを敢行。
作品によって評価の差が激しいといわれるデ・パルマが、成功作・失敗作に関係なく自身の全作品について語る。
また、デ・パルマが影響を受けた映画監督や作品なども散りばめながら、その波乱万丈な映画人生に迫る。

ブライアン・デ・パルマは1940年、アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれ。
イタリア系の外科医の三男。
幼少の頃、父の仕事の都合でペンシルベニア州フィラデルフィアに移住。
高校卒業後は、コロンビア大学で物理を学んでいたが、『市民ケーン』『めまい』に衝撃を受け、専攻を映画に変える。
卒業後、ユニバーサル・ピクチャーズから奨学金を得て、サラ・ローレンス大学修士課程に進む。
そこでロバート・デ・ニーロと出会い、彼を主役にして短編映画を撮る。
1968年、『ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン/黄昏のニューヨーク』が第19回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞。
1970年、ワーナー・ブラザースに招かれ、ハリウッドに移住。
南カリフォルニア大学に出入りするようになり、ポール・シュレイダー、ジョン・ミリアス、ジョージ・ルーカス、フランシス・フォード・コッポラ、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシらと出会う。
1976年、『キャリー』の大ヒットで、地位を確立する。
代表作は、『ファントム・オブ・パラダイス』(1974年)
『愛のメモリー』(1976年)
『殺しのドレス』(1980年)
『ミッドナイトクロス』(1981年)
『スカーフェイス』(1983年)
『アンタッチャブル』(1987年)
『カリートの道』(1993年)
『ミッション:インポッシブル』(1996年)
などなど。
アルフレッド・ヒッチコックを尊敬し、その正統後継者を自認している。
僕は好きではないが、おもしろい撮り方をする人だと思っている。
デ・パルマ監督の軌跡をデ・パルマ監督自身が語る映画で、とても楽しめた。
お薦めです。

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