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さよなら、私のロンリー [映画]

1月19日(水)
ミランダ・ジュライ監督『さよなら、私のロンリー』(2020年)WOWOWで鑑賞。

Kajillionaire [DVD]

Kajillionaire [DVD]

  • 出版社/メーカー: Universal Studios
  • 発売日: 2020/12/22
  • メディア: DVD


オールド・ドリオ・ダイン(エヴァン・レイチェル・ウッド)は26歳で、父のロバート(リチャード・ジェンキンス)、母のテレサ(デブラ・ウィンガー)と3人暮らし。
一家の家業は詐欺。
詐欺と言っても、みみっちいものばかりで、わずかの金にしかならず、家賃は溜まるばかり。
ある日、3人に興味を持ったメラニー(ジーナ・ロドリゲス)が仲間に入る。
オールド・トリオはメラニーが気に入らないが、両親には逆らえない。
3カ月溜まった家賃を払うため、オールド・トリオはあるアイディアを思い付くが……。

原題は『Kajillionaire』。
「実数として数えきれないほどたくさん」という意味のスラング「Kajillion」と、「Millionaire」(大富豪)を掛け合わせた言葉。
エヴァン・レイチェル・ウッドは1987年、ノースカロライナ州生まれ。
2003年の『サーティーン/あの頃欲しかった愛のこと』で注目され、2007年の『アクロス・ザ・ユニバース』のヒロイン、2008年の『レスラー』のミッキー・ロークの娘でスターとなった。
近年はセクシー路線を走っていたが、この『さよなら、私のロンリー』では極度に内向的で、精神的に幼い女性を演じていて、おもしろかった。
が、映画自体の出来は今一つ。
アートっぽい映画を作ろうとして、空振った感じ。
母親役のデブラ・ウィンガーは、『愛と青春の旅だち』(1982年)と『愛と追憶の日々』(1983年)で、2年連続でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた大女優だが、全く目立たなかった。
栄枯盛衰。


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