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その裁きは死 [本]

2月9日(水)
アンソニー・ホロヴィッツ『その裁きは死』(創元推理文庫)読了。

その裁きは死 ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ (創元推理文庫)

その裁きは死 ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ (創元推理文庫)

  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2020/09/10
  • メディア: Kindle版


ロンドン。
アンソニー・ホロヴィッツは小説家・脚本家。
ある日、テレビドラマのロケ現場に見学に行くと、元刑事のダニエル・ホーソーンが現れ、また事件が起きたと告げる。
ホロヴィッツはホーソーンの提案で、彼が関わる事件を小説にしている。
今回の事件では、離婚専門の弁護士リチャード・プライスが殺された。
ワインボトルで頭を割られ、砕けたボトルで喉を刺されたのだ。
プライスは、エンドリアン・ロックウッドの離婚訴訟を勝利で終えたばかり。
数日前、ロックウッドの元妻で、小説家のアキラ・アンノとレストランで口論していた。
アンノはプライスにワインをかけ、ワインボトルで殴ってやる、と言っていた。
死体のそばの壁には、緑のペンキで「182」と書かれていた……。

原題は『THE SENTENCE IS DEATH』。
アンソニー・ホロヴィッツの本はこれが5冊目。
ホロヴィッツとホーソーンを主人公にしたシリーズの2作目。
1作目の『メインテーマは殺人』と同様に評価が高く、このミステリがすごい!、文春ベストテンなどで年間1位を受賞している。
確かによくできたミステリだが、1作目ほどの衝撃はなかった。
このシリーズは全10作を予定しているらしい。
まあ、3作目が楽しみではある。

11時から、成井硝子店・第二回公演『1981年のグッドバイ』の第一回美術会議。
私、演出の成井憲二、制作の成井ひろみ、美術の稲田美智子さん、照明の勝本英志さん、音響の大久保友紀さん、舞台監督の村岡晋さんが集まって、美術プランの話し合い。
数日中に、稲田さんがプランを送ってくれることになりました。
楽しみ楽しみ。
13時から、ナッポス・プロデュース『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の稽古15日目。
台本3周目、動き付けの3日目。
6・7・8場の動きを付けました。
近江谷太朗くん、久保貫太郎くんは既に完成の域に達していて、ダメ出しが全くありません。
いいぞ、2タロー!

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