Gメン：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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Gメン　[映画] [編集]

１０月１７日（月）
ウィリアム・キーリー監督『Gメン』（１９３４年）AmazonPrimeで鑑賞。

出版社/メーカー:
メディア: DVD

ブリック・デーヴィス（ジェームズ・キャグニー）は暗黒街の顔役マッケイ（ウィリアム・ハリガン）に学資を出してもらい、大学を卒業して、弁護士を開業した。
が、仕事の依頼がないため、親友エディーの誘いで、中央政府司法省直属の警官（Gマン）となる決心をする。
ブリックがマッケイのキャバレーに挨拶に行くと、彼は自分もギャングから足を洗うと言った。
ダンサーのジーン（マーガレット・リンゼイ）も応援してくれた。
ワシントンの司法省に着任すると、上司のジェフ・マッコード部長（ロバート・アームストロング）と全くソリが合わなかった。
が、ジェフの妹ケイ（アン・ドヴォラック）に、ブリックは一目惚れしてしまう‥‥。

原題は『G Men』。
ギャング役を得意としたジェームズ・キャグニーが、ギャングを取り締まる側を演じた、珍しい映画。
ギャングに育てられた男が弁護士になるというのも、その後、何度も焼き直されたパターン。
その原型はここにあったのだ。
マーガレット・レンゼイ、アン・ドヴォラック、ヒロイン２人が美しい。
ジェームズ・キャグニーより、脇役のウィリアム・ハリガン、ロバート・アームストロングの方が味があって、好感を持った。