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情炎の女サロメ [映画]

12月20日(火)
ウィリアム・ディターレ監督『情炎の女サロメ』(1952年)AmazonPrimeで鑑賞。

情炎の女サロメ [DVD]

情炎の女サロメ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジュネス企画
  • 発売日: 2012/09/25
  • メディア: DVD


紀元前1世紀、ガラリア王国。
ヘロデ王(チャールズ・ロートン)は、亡き弟の妻ヘロディアス(ジュディス・アンダーソン)を王妃にした。
ヘロディアスは、ヘロデが娘サロメ(リタ・ヘイワース)に手が出せないように、サロメをローマに行かせた。
預言者のヨハネ(アラン・バデル)はヘロデとヘロディアスの結婚を戒律に反すると激しく批判。
ヘロディアスはヨハネを憎み、ヘロデに処罰を迫ったが、ヘロデは報復を怖れて聞き入れなかった。
その頃、ローマでは、サロメがシーザーの逆鱗に触れて、追放された。
帰国の船上、サロメはエルサレムに総督として赴任するポンティアス・ピラト(ベイスィル・シドニー)、ガラリア駐屯の司令官クローディアス(スチャアート・グレンジャー)と一緒になった。
クローディアスはサロメに一目で魅せられた‥‥。

原題は『Salome』。
新約聖書のサロメの物語と、オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』を基にして映画化。
ただし、ストーリーは大きく改変されていて、サロメは世間知らずだが純真無垢な女性として描かれている。
テクニカラー、103分。
「ヘロデ王」のチャールズ・ロートンは、期待通りの悪辣ぶり。
問題は「サロメ」役のリタ・ヘイワースで、1940年代のアメリカのセックス・シンボルらしいが、僕には全く魅力がわからなかった。
クライマックスは、「サロメ」がセクシーなダンスを踊りまくる。
リタ・ヘイワースがダンサー出身で、12歳から舞台に立っているだけあって、そりゃあ上手なダンスなのだが、あまりにもお色気一辺倒で、僕は辟易した。
映画自体も、ラブストーリーとしては中途半端で、あまり楽しめなかった。

Rita Hayworth: A Photographic Retrospective

Rita Hayworth: A Photographic Retrospective

  • 作者: Roberts-Frenzel, Caren
  • 出版社/メーカー: Harry N. Abrams
  • 発売日: 2001/09/01
  • メディア: ハードカバー



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