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名探偵コナン/迷宮の十字路 [映画]

4月30日(火)
こだま兼嗣監督『名探偵コナン/迷宮の十字路』(2003年)Netflixで鑑賞。

劇場版 名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード) [DVD]

劇場版 名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード) [DVD]

  • 出版社/メーカー: ビーイング
  • 発売日: 2011/02/25
  • メディア: DVD


東京・大阪・京都で、5人の男性が翁の能面を被った犯人に日本刀や弓矢で殺される事件が発生。
警察による捜査の結果、殺された5人が古美術品を狙う窃盗団「源氏蛍」のメンバーであることが明らかになった。
「源氏蛍」のメンバーは首領を「義経」とし、部下は「弁慶」以下、義経の家来の名前で呼ばれていた。
この殺人によって「源氏蛍」のメンバーは「義経」「弁慶」「伊勢三郎」の3名となったが、彼らの年齢も性別もわからない。
同じ頃、小五郎は山能寺の僧侶・竜円から依頼を受け、コナンたちを連れて京都を訪れる。
山能寺では8年前に秘仏の薬師如来像が盗まれていて、最近その仏像のありかを示す謎の絵が届いたため、小五郎に解読を依頼したのだった。
コナンは秘仏を盗んだのは「源氏蛍」だと推理し、謎の絵の解読のヒントを求めて義経と弁慶に縁の深い五条大橋を訪れたところ、服部平次と遭遇する。
平次も「源氏蛍」の事件を追っていたため、二人で捜査することになる‥‥。

『名探偵コナン 迷宮の十字路』は、2003年4月19日に公開された劇場版『名探偵コナン』シリーズの第7作目。
上映時間は107分、興行収入は32億円。
これは息子から「お姉ちゃんのお気に入り」と聞いていた。
娘は「服部平次」のファンらしい。
確かに「平次」はカッコよく、彼の初恋を巡るエピソードは素敵だった。
謎の絵が一種の暗号になっているのもおもしろかった。
4作見て、僕がつけた順位は、
1『天国へのカウントダウン』(2001年)
2『ベイカー街の亡霊』(2002年)
3『迷宮の十字路』(2000年)
4『瞳の中の暗殺者』(2003年)
これは、こだま兼嗣監督の全7作のうちの第4作から第7作にあたる。
息子はこの4作こそが「名探偵コナン」シリーズの黄金時代だと言う。
「クレヨンしんちゃん」シリーズで言えば、原恵一監督が『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001年)、『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』(2002年)と傑作を連発していた頃。
奇しくもどちらも2000年代初頭。
その頃、スタジオジブリは『千と千尋の神隠し』(2001年)、『猫の恩返し』(2002年)を作っていた。
が、2001年なら、『千と千尋の神隠し』より『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』『天国へのカウントダウン』の方がはるかにおもしろい。
そのことに、2024年になってから気付いた。
でも、気付いて良かった。



ナッポス・プロデュース『湯を沸かすほどの熱い愛』の稽古13日目。
ダンス返し、アクション返し、5・6・7場の動き付けをして、最後に5~7場を通しました。
明日も頑張ります!
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