死んでいない者 [本]
8月13日(月)
滝口悠生『死んでいない者』(文藝春秋)読了。
秋、埼玉のある町。
高齢の老人が亡くなり、その通夜が行われた。
会場には、子、孫、曾孫が総勢30人以上集まった。
故人は数年前に妻を亡くし、独り暮らしをしていたが、そこに孫の1人が転がり込んできた。
孫は庭のプレハブ小屋に住み、故人の世話をしていた。
しかし、通夜には出ようとしなかった。
名前は美之。
美之の妹で高校生の知花は、通夜を抜け出し、酒を持って、兄のプレハブに向かった……。
芥川賞受賞作。
作者の滝口悠生(ゆうしょう)氏は1982年、東京生まれで、埼玉県入間市で育った。
早稲田大学第二文学部卒業。
僕は隣の飯能市出身で、早稲田大学第二文学部で3年間、非常勤講師をしていた。
だから、どうしても親近感が湧いてしまう。
だからというわけではないが、30人以上の登場人物が見事に描き分けられていて、感心した。
他の作品も読んでみたい。
アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の稽古11日目。
9・10・11場の立ち稽古をしました。
終了後は、稽古場で懇親会。
乾杯の音頭を仰せつかったので、「1本目より楽かと思っていたら、負けないぐらい大変だった。が、もっと苦しんで、もっとおもしろい芝居を作ろう!」と言わせてもらいました。
で、ご歓談の時間になったのですが、みんな、おしゃべりをしないで、寿司やピザをもりもり食べていました。
若い人たちは食欲が凄い!
この若さが、このカンパニーの魅力。
明日以降もガンガン稽古していこうと思いました。
滝口悠生『死んでいない者』(文藝春秋)読了。
秋、埼玉のある町。
高齢の老人が亡くなり、その通夜が行われた。
会場には、子、孫、曾孫が総勢30人以上集まった。
故人は数年前に妻を亡くし、独り暮らしをしていたが、そこに孫の1人が転がり込んできた。
孫は庭のプレハブ小屋に住み、故人の世話をしていた。
しかし、通夜には出ようとしなかった。
名前は美之。
美之の妹で高校生の知花は、通夜を抜け出し、酒を持って、兄のプレハブに向かった……。
芥川賞受賞作。
作者の滝口悠生(ゆうしょう)氏は1982年、東京生まれで、埼玉県入間市で育った。
早稲田大学第二文学部卒業。
僕は隣の飯能市出身で、早稲田大学第二文学部で3年間、非常勤講師をしていた。
だから、どうしても親近感が湧いてしまう。
だからというわけではないが、30人以上の登場人物が見事に描き分けられていて、感心した。
他の作品も読んでみたい。
アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の稽古11日目。
9・10・11場の立ち稽古をしました。
終了後は、稽古場で懇親会。
乾杯の音頭を仰せつかったので、「1本目より楽かと思っていたら、負けないぐらい大変だった。が、もっと苦しんで、もっとおもしろい芝居を作ろう!」と言わせてもらいました。
で、ご歓談の時間になったのですが、みんな、おしゃべりをしないで、寿司やピザをもりもり食べていました。
若い人たちは食欲が凄い!
この若さが、このカンパニーの魅力。
明日以降もガンガン稽古していこうと思いました。