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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール [映画]

6月9日(土)
スチュアート・マードック監督『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』(2014年)DVDで鑑賞。

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール 通常版 DVD

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール 通常版 DVD

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: DVD


スコットランド、グラスゴー。
高校生のイヴ(エミリー・ブラウニング)は、拒食症で入院中。
ある日、病院を抜け出して、ライブハウスに行き、アコースティック・ギターを弾くジェームズ(オリー・アレクサンデル)と出会う。
イヴはジェームズの隣の部屋に住み始める。
ジェームズの音楽仲間のキャシー(ハンナ・マリー)を紹介され、3人でバンドを作ることにする。
3人はメンバー募集のポスターを作る……。

大学3年の娘から借りたDVD。
歌う場面がたくさんあるが、ミュージカルというより音楽映画という感じ。
演出がポップでオシャレで、楽しめた。
監督は「ベル・アンド・セバスチャン」というバンドのフロントマンらしい。
センスのよさはそのせいか?

キャラメルボックスグリーティングシアター『無伴奏ソナタ』は、松本市、塩尻市での学校公演を終えて、今度は大町市へ。
大町市?
今、地図で調べたところ、松本市から北へ40キロほど行ったところにある町のようです。
そこで3ステージ、5つの高校の生徒に見せる。
学校公演は仕込みの時間が短いため、メンバーにはハードですが、高校生に見せるのはとても意義のあること。
ぜひとも頑張ってほしいです。
僕も『エンジェルボール』、頑張ります。


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もっと知りたいシャガール [本]

6月8日(金)
木島俊介『もっと知りたいシャガール』(東京美術)読了。

もっと知りたいシャガール 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

もっと知りたいシャガール 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

  • 作者: 木島 俊介
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2012/04/25
  • メディア: 単行本


東急文化村プロデューサーの木島俊介が、ロシア系ユダヤ人画家のマルク・シャガールの作品と生涯を解説する。

マルク・シャガールは、1887年、白ロシア共和国(現在のベラルーシ)のヴィテブスクに生まれる。
1908年、ペテルブルク(現在のサンクトペテルブルク)のスワンセヴァ美術学校に入学。
1910年、パリに留学。
1914年、ロシアに帰り、結婚。
1922年、妻子とパリへ。
1941年、ニューヨークへ亡命。
1948年、パリへ帰還。南仏に家を買う。
1985年、98歳で死去。
シャガールが初めてパリに行った頃は、ピカソやブラックによるキュビズムが流行っていて、シャガールも影響を受けたらしい。
が、シャガールもピカソも、お互いの絵を認めていなかった。
シャガールは長命だったが、終生、同じようなアイテムを描き続けた。
恋人たち、花束、太陽、月、虹、ロバ、鶏、ヤギ、ユダヤ人の家族、バイオリン弾き、道化師、ラビ、屠殺業者などなど。
どの絵も幻想的で、ノスタルジックで、色彩が美しい。
代表作は『七本指の自画像』『私と村』『ヴィテブスクの上で』『誕生日』『白い磔刑図』『オルジュヴァルの夜』などなど。

キャラメルボックス2018サマーツアー『エンジェルボール』稽古3日目。
1~3場の立ち稽古をしました。
三浦剛、関根翔太、ゲストの田中亨君は、なんと台本を持たずにやっていました。
す、凄い!
石原善暢はいつも通り、ギャグの連発。
三浦が必死で突っ込んでいました。
立ち稽古初日とはとても思えない活気!
明日の稽古も楽しみです。

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キャビン [映画]

6月8日(金)
ドリュー・ゴダード監督『キャビン』(2011年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

キャビン [DVD]

キャビン [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD


アメリカ。
夏休み、大学生のデイナ(クリステン・コノリー)は4人の友達と旅行に行く。
4人とは、カート(クリス・ヘムズワース)、ジュール(アンナ・ハッチソン)、マーティ(フラン・クランツ)、ホールデン(ジェシー・ウィリアムズ)。
目的地は山奥にある、カートのいとこの山荘。
その地下室で、5人は日記を見つける。
ここにはかつて、残虐な一家が住んでいたらしい。
一方、この山荘は、ハイテク機械によって、謎の組織に監視されていた……。

なんと、見始めてすぐに、2回目だと気付いた。
よくできた、ホラー映画のパロディ。
B級だし、リアリティもないが、しっかり楽しめる。
最後に登場するシガニー・ウィーバーが非常にカッコいい。
まだという方はぜひ。

キャラメルボックス2018サマーツアー『エンジェルボール』の稽古3日目。
最初の2週間は、稽古は夕方から(ダンス振付の日は除く)。
なので、昼食を取ってから、家を出ます。
今日からいよいよ立ち稽古。
脚本がどのように立体化されるか、とても楽しみです。
じゃ、お昼にしますか。

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愛さずにいられない [本]

6月7日(木)
北村薫『愛さずにいられない』(新潮社)読了。

愛さずにいられない: 北村薫のエッセイ

愛さずにいられない: 北村薫のエッセイ

  • 作者: 北村 薫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/03/24
  • メディア: 単行本


ミステリ作家・北村薫のエッセイ集。

北村薫先生の本はこれが41冊目。
無類の落語好きのため、落語にまつわる話が多い。
僕が子供の頃は、テレビで寄席番組があり、しばしば落語を見ることができた。
三平、円鏡、歌奴などが人気の時代だ。
笑点は毎週見ていたので、談志、円楽、歌丸もよく見た。
30歳を過ぎてからはテレビをあまり見なくなったので、落語からも遠ざかった。
だから、この本に書かれていることはとてもためになった。
直木賞受賞前後の話もおもしろかった。
北村先生は、小説もうまいが、エッセイもうまい。
蘊蓄とユーモアがほどよくブレンドされていて、絶品だと思う。

キャラメルボックス2018サマーツアー『エンジェルボール』の稽古2日目。
ダンス振付の1回目。
振付はもちろん、「世界の」川崎悦子先生。
1回目にもかかわらず、ガンガン振付していって、なんと半分できてしまいました。
今回は出演者が多いので、舞台は大混雑。
でも、川崎先生の交通整理で、鮮やかに動き回っています。
終了後は、読み合わせの2回目。
途中、切ってダメ出しをしながら、最後まで読み通しました。
いくつか問題点が見つかり、その場で直したり、次回までの宿題にしたり。
主演の三浦剛は、セリフが膨大であるにもかかわらず、伸び伸びと演じています。
息子役の関根翔太と元気いっぱい。
『エンジェルボール』の滑り出しは快調です。
お楽しみに!

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朽ちゆく世界の廃墟 [本]

6月7日(水)
宮下啓司『朽ちゆく世界の廃墟』(自由国民社)読了。

朽ちゆく世界の廃墟

朽ちゆく世界の廃墟

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 自由国民社
  • 発売日: 2017/03/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


世界の廃墟51を写真と文章で紹介する。

特に印象に残ったのは、
〇ボリビアのウユニの列車の墓場。
〇アルゼンチンのヴィラ・エペクエン。水没してから25年後に再浮上したリゾート地。
〇エストニアのルンム。水没した旧ソ連時代の刑務所跡。
〇ギリシャのザキントス島の難破船。
〇ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエヴォ五輪跡地。
〇カーボベルテのボア・ヴィスタ島の座礁船。
〇日本の八丈島のホテル・オリエンタルリゾート。
〇オーストラリアのシドニーのホームブッシュベイの廃船。
廃墟なのに、ひたすら美しい景色、美しい写真ばかり。
お薦めです。

キャラメルボックス2018サマーツアー『エンジェルボール』の稽古初日。
顔合わせの後、読み合わせをしました。
上演時間は1時間47分。
実際に立ったら、2時間前後になりそうです。
台本は事前に配布してあったので、みんなよどみなく読んでくれました。
が、僕の意図とは違うキャラで読む役者がチラホラ。
明日からの稽古で、摺り合わせをしていきたいと思います。
さあ、いよいよ今年の夏が始まったぞ!
頑張ります!


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いつかの人質 [本]

6月5日(火)
芦沢央『いつかの人質』(角川書店)読了。

いつかの人質 (角川文庫)

いつかの人質 (角川文庫)

  • 作者: 芦沢 央
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/02/24
  • メディア: 文庫


静岡県浜松市。
宮下麻紀美は3歳の娘・愛子を連れて、ミラクルキッズパーク浜松に行く。
麻紀美がトレイに行っている間に、愛子の姿が消える。
尾崎典子は小学6年の娘・優奈を連れて、ミラクルキッズパーク浜松に行く。
そこで迷子の女の子・愛子と出会う。
愛子にローズちゃんの人形をあげようと駐車場の車まで来たところで、会社から電話がかかってくる。
急いで家に帰り、会社に向かう。
夜、帰宅すると、家には優奈と愛子がいた。
これでは愛子を誘拐したことになってしまう!
その時、愛子が階段から落ちた!

芦沢央氏の本はこれが5冊目。
誘拐を題材にしたミステリだが、ラストにとんでもないどんでん返しが待っていた。
こいつは凄い!
しかし、犯人の動機が今一つ納得できず、感動までには至らなかった。
とは言え、芦沢氏が並々ならぬ実力の持ち主だということはよくわかった。
別の作品も読みたい。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の脚本第一稿、全12場中11場まで書き上がりました。
あと一つ!
しかし、明日から、キャラメルボックス2018サマーツアー『エンジェルボール』の稽古が始まってしまうのです。
続きは日曜日の稽古休みまでお預け。
まもなく、『おおきく振りかぶって/夏の大会編』のキャストが発表されるようです。
お楽しみに!

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20センチュリー・ウーマン [映画]

6月5日(火)
マイク・ミルズ監督『20センチュリー・ウーマン』(2016年)WOWOWで鑑賞。

20 センチュリー・ウーマン [DVD]

20 センチュリー・ウーマン [DVD]

  • 出版社/メーカー: バップ
  • メディア: DVD


1979年、アメリカ、サンタバーバラ。
ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)は15歳。
母のドロシア(アネット・ベニング)は55歳で、製図技師をしている。
カメラマンのアビー(グレタ・ガーウィグ)と、陶芸家のウィリアム(ビリー・クラダップ)に部屋を貸している。
ドロシアはアビーと、近所に住む17歳のジュリー(エル・ファニング)に、思春期を迎えたジェイミーの成長を手助けしてほしいと頼む。
ジュリーは毎晩、ジェイミーの部屋に忍び込み、一緒に寝ていたが、セックスはしていなかった……。

『人生はビギナーズ』のマイク・ニコル監督の映画。
前作では監督の父親を題材にしたが、今回は母親。
アネット・ベニングが迷える母親をリアルに演じ切っている。
ヘビースモーカーの役なので、ずっとタバコを吸いっぱなし。
今では全く考えられないが、昔は確かにこういう人がいた。
70年代は遠くなりにけり。
ところで、原題は『20TH CENTURY WOMEN』。
「TH」だけ抜いた邦題が何とも気持ち悪い。
「センチュリー・ウーマン」か20人いるみたいで……。

今日も自宅で執筆。
アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の続きを書いています。
あと2シーン!
頑張ります!

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季刊高校演劇241号 [本]

6月4日(月)
黒羽英二他編『季刊高校演劇241号』(高校演劇劇作研究会)読了。

高校演劇コンクールの、2017年度全国大会で上演された10の戯曲を収録した本。

特に印象に残ったのは、優勝した兵庫県立東播磨高校の、藪博晶『アルプススタンドのはしの方』。
学校の命令で応援に来た生徒たち4人が、最初は乗り気でなかったのに、徐々に試合に熱くなっていく姿がおもしろかった。
アイディアの勝利だが、人物もセリフもよく書けていて、非常に質が高いと思った。

10時より、キャラメルボックス俳優教室の授業。
今日から第二クールに入りました。
午前は畑中智行コーチによる、初めてのボクササイズ。
午後は初めての漫才。
第一回セリフ発表会は非常によい出来だったのに、漫才はボロボロでした。
でも、まだ2回チャンスがある。
お笑いのビデオを見るなど勉強して、上達してほしいです。
1630より歯医者。
18時より、日本劇作家協会の戯曲セミナーの卒業生の個別指導の2回目。
先週とは別の人と、その人が書いた戯曲について、2時間話し合いをしました。
僕のアドバイスが役に立つといいのですが。

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今だけのあの子 [本]

6月3日(日)
芦沢央『今だけのあの子』(創元推理文庫)読了。

今だけのあの子 (創元推理文庫)

今だけのあの子 (創元推理文庫)

  • 作者: 芦沢 央
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2017/04/12
  • メディア: 文庫


川崎恵は夫と二人暮らし。
大学時代の友人から、彩音の結婚式のプレゼントを用意しよう、との連絡を受ける。
が、恵は式に招待されていないどころか、結婚するということさえ知らされていなかった。
彩音は親友だと思っていたのに。
夫の携帯を偶然見て、そこに彩音からのメールがあることに気づいた。
夫は彩音と浮気している?
恵は招待されていないにもかかわらず、式に行くことを決意する……。

芦沢央氏の本はこれが4冊目。
女の友情をテーマにした短編ミステリ5つを集めた短編集で、上記は一つ目の『届かない招待状』。
日常な出来事を題材にしたミステリばかりだが、どれも唸らされた。
僕が特に感心したのは、『届かない招待状』と『答えない子ども』
芦沢氏はまだ34歳の女性。
これからどんどん凄い作品を書いていくと思う。
今のうちから読んでおいた方がいいですよ。
というわけで、お薦めです。

今日は西葛西にある、東京放送芸術&映画俳優専門学校のワークショップ。
今年度4回目で、3年生の2回目。
3年生は二つに分かれて、前半は13時~16時、後半1630~1930。
メニューは前半と同じく、二人組朗読は台本練習。
台本練習のテキストは、現在公演中の『無伴奏ソナタ』の1場。
ダメ出しすればするほどよくなので、本当にうれしかった。
前回と今回で、みんな大きく成長したと思います。
これだけできるようになれば、言うことなし。
来月の3回目は、別の台本でやろうと思います。
それにしても、今年の3年生は男子がおもしろい!
スペシャル公演がますます楽しみになってきました。

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キングスマン:ゴールデンサークル [映画]

6月3日(日)
マシュー・ヴォーン監督『キングスマン:ゴールデンサークル』(2017年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

キングスマン:ゴールデン・サークル 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]

キングスマン:ゴールデン・サークル 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray


ロンドン。
エグジー(タロン・エガートン)は民間スパイ組織「キングスマン」のエージェント。
ある日、イギリス各地の「キングスマン」の基地が爆撃を受け、組織は壊滅。
生き残ったのはエグジーと、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)の2人だけ。
2人が緊急時の隠し金庫を開けると、中にはアメリカのバーボン「ステイツマン」が入っていた。
2人はケンタッキーにある「ステイツマン」の本社に侵入する。
「ステイツマン」は「キングスマン」と同じ民間スパイ組織で、そこには死んだはずのハリー(コリン・ファース)がいた!
「ステイツマン」のエージェントのシャンパン(ジェフ・ブリッジス)、テキーラ(チャニング・テイタム)、ジンジャー(ハル・ベリー)の話によれば、爆撃の犯人は、世界的麻薬組織「ゴールデンサークル」。
ボスのポピー(ジュリアン・ムーア)は、イギリスの歌手エルトン・ジョン(エルトン・ジョン)を人質に取り、ある計画を進めていた……。

シリーズ第二弾。
物凄い豪華キャストだが、一番目立ったのはなんと、エルトン・ジョン。
本人役で登場し、出番は少ないながら、見事な演技で笑いを取りまくっていた。
この映画はスパイもののパロディで、スパイたちは強すぎるし、悪者たちは残酷すぎる。
それをスタイリッシュな映像で見せるのがとてもカッコいい。
が、今回は少々度が過ぎていて、僕にはついていけなかった……。

今日と明日は執筆を中断して、外へ仕事に出かけます。
今日は西葛西にある、東京放送芸術&映画俳優専門学校でワークショップ。
3時間のワークショップが2本なので、少々ハード。
でも、頑張ります!
では、行ってきます!

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