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騎士団長殺し/第一部・顕れるイデア編 [本]

11月12日(月)
村上春樹『騎士団長殺し/第一部・顕れるイデア編』(新潮社)読了。

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/02/24
  • メディア: 単行本


「私」は肖像画専門の画家。
結婚6年目で、突然、妻の柚から離婚を要求される。
家を出た「私」は、友人の雨田政彦の父で、日本画の大家の雨田具彦が住んでいた小田原の家に住み始める。
その家には絵画が一枚もなかった。
が、屋根裏で、雨田具彦の作品らしい絵を見つける。
その絵のタイトルは、『騎士団長殺し』だった……。

村上春樹氏の本はこれが76冊目。
全3冊の最初の1冊なので、即断はよくないが、驚くほどわかりやすい話でビックリ。
507ページが1日半で読めた。
明らかにスコット・フィッツジェラルドの『華麗なるギャツビー』が下敷きになっている。
一昨年から美術関連の本を読み続けているので、主人公が画家なのがうれしい。
画家の創作の過程が綿密に描かれていて、非常に興味深い。
ああ、続きが早く読みたくて、たまらない!

今日は10時から、キャラメルボックス俳優教室の卒業公演『ミスター・ムーンライト』の稽古。
自主トレを見た後、8・9場の復習をしました。
ダンスの振付は既に完成していましたが、まだまだ下手で、揃わない。
たくさん練習して、カッコよくなってほしいです。
14時から、キャラメルボックス2018クリスマスツアー『リトル・ドラマー・ボーイ』の稽古12日目。
ダンスと殺陣の復習の後、12場の立ち稽古、1・2・3場の動き付けをしました。
動き付けは役者たちがいろいろアイディアを出してくれたので、トントン進みました。
明日もこの調子で行きたいと思います。


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