SSブログ

30年後の同窓会 [映画]

6月20日(日)
リチャード・リンクレイター監督『30年後の同窓会』(2017年)WOWOWで鑑賞。

30年後の同窓会 [Blu-ray]

30年後の同窓会 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: Happinet
  • 発売日: 2018/12/04
  • メディア: Blu-ray


2003年12月。
ラリー・シェパード(スティーヴ・カレル)が、サル・ニーロン(ブライアン・クランストン)の経営するバーにやってくる。
2人はベトナム戦争の戦友だった。
ラリーはサルを連れて、教会へ行く。
そこで牧師をしていたのは、やはり戦友のリチャード・ミューラー(ローレンス・フィッシュバーン)だった。
ラリーは、イラクで戦死した海兵隊員の息子ラリー・ジュニアの遺体を引き取りに行くのに同行して欲しいと言う。
サルとミューラーが同意して、3人は空港に向かう。
ベトナム戦争時代、3人は罪を犯し、ラリーが罪を1人でかぶって、刑務所に行った。
その恩返しだった……。

原題は『Last Flag Flying』。
2005年にダリル・ポニクサンが発表した小説『Last Flag Flying』を映画化。
『ラスト・フラッグ・フライング』の方がカッコよかったと思うが。
ラリーの息子は戦闘中で死んだのではなく、コーラを買いに行って、テロリストに撃たれたのだった。
ラリーはアーリントン墓地への埋葬を拒否し、自分で遺体を運搬して、自分の家族の墓地に埋葬することに決める。
つまり、3人のおっさんが遺体を運ぶロードムービー。
「サル」があまりにも落ち着きのない人物でちょっとイライラしたが、3人のうち1人はこういうタイプにしないと、話が転がらないのは理解できた。
それ以外はとても楽しめた。
やはり、リチャード・リンクレイター監督の映画にハズレはない。
お薦めです。

nice!(1) 
共通テーマ:演劇

nice! 1