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花のベッドでひるねして [本]

9月10日(金)
よしもとばなな『花のベッドでひるねして』(幻冬舎文庫)読了。

花のベッドでひるねして (幻冬舎文庫)

花のベッドでひるねして (幻冬舎文庫)

  • 作者: よしもとばなな
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/04/11
  • メディア: Kindle版


富士山の見える海辺の村。
大平幹は30代中盤の独身女性。
生後1カ月で海辺に捨てられたが、B&Bを営む大平家に拾われ、娘として育てられた。
祖父は、「引き寄せの力」とでもいうべきものを持っていて、多くの人に慕われていたが、数年前に亡くなった。
さらに同居していた叔父も亡くなり、なかなか立ち直れずにいた。
ある夜、裏の廃ビルに灯りがついているのを目撃。
そのビルにはかつて、老婆が一人で住んでいた‥‥。

祖父を失った女性が立ち直るまでの物語。
吉本ばなな氏が、父・隆明氏の死に強いショックを受け、これを書いたらしい。
主人公が外国へ行かずに再生するのは珍しい。
あとがきに、引退宣言とも取れる記述があって、驚いた。
僕より3つも年下なので、まさかとは思うが。

『ハックルベリーにさよならを』本番3日目。
13時、16時、19時の3ステージ、無事に終了しました。
妻、娘、息子、『かがみの孤城』に出てくれた稲田ひかるさんが見に来てくれました。
相変わらず息子にはボロクソに言われました。
しかし、息子が見た19時の回は、今までのところ、ベストの出来でした。
残り2日、5ステージ。
さらに進歩してほしいです。
頑張れ、実践科2期生!

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