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昭和史研究の最前線 [本]

4月17日(月)
筒井清忠編『昭和史研究の最前線』(朝日新書)読了。

昭和史研究の最前線 大衆・軍部・マスコミ、戦争への道 (朝日新書)

昭和史研究の最前線 大衆・軍部・マスコミ、戦争への道 (朝日新書)

  • 作者: 筒井 清忠
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2022/11/11
  • メディア: Kindle版


帝京大学文学部長・大学院文学研究科長の筒井清忠と、研究者13人が、昭和元年から20年までの事件の研究の現況を解説する。

今まで政治家と軍人のみで語られていた昭和史に、マスコミ・民衆という要素を加えるのが、研究の最前線らしい。
〇第一次世界大戦への反省から、世界的な軍縮が起こる。
〇日本国内では軍人蔑視が流行する。
〇政党政治が始まるが、汚職事件が頻発し、マスコミ・民衆が反発する。
〇軍部が息を吹き返し、関東軍が中国東北部で暴走する。
〇日中戦争が始まる。
政府は戦争を避けようとしたが、軍部とマスコミ・民衆は逆に戦争を望んだ。
その結果が日中戦争であり、太平洋戦争なのだ。
悪いのは軍部、国民は被害者、という見方は明らかな誤りなのだ。

キャラメルボックス2023クロノス・フェス『クロノス・ビギンズ』『あしたあなたあいたい』の稽古7日目。
今日から広い稽古場。
『クロノス・ビギンズ』の9・10・11場の半立ち稽古をしました。
その後、『あしたあなたあいたい』のダンスの振り起こし。
ダンスはみんな汗びっしょりになっていました。
明日から台本2周目。
頑張ります!

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