風神の手 [本]
7月8日(火)
道尾秀介『風神の手』(朝日新聞出版)読了。
藤下歩実は15歳。
ある日、母の奈津美と近所の写真館「鏡影館」に行く。
奈津美はそこに飾られていた崎村という老人の写真を見て、狼狽する。
そして、「お母さんのせいで、崎村さんは死んじゃったの」と言う。
帰宅後、歩実は祖母に崎村の話を聞く。
27年前、高校2年の奈津美は、火振りの漁の夜、崎村と出会った……。
道尾秀介氏の本はこれが26冊目。
3章とエピローグから成る小説で、章ごとに主人公を変えて、3つの家族の数十年にわたる変遷を描く。
殺人事件は起きないが、各章で謎が解き明かされるので、ミステリーと呼んでいいと思う。
こんなに複雑なプロット、よく考えられるなあ、とひたすら感心した。
道尾秀介『風神の手』(朝日新聞出版)読了。
藤下歩実は15歳。
ある日、母の奈津美と近所の写真館「鏡影館」に行く。
奈津美はそこに飾られていた崎村という老人の写真を見て、狼狽する。
そして、「お母さんのせいで、崎村さんは死んじゃったの」と言う。
帰宅後、歩実は祖母に崎村の話を聞く。
27年前、高校2年の奈津美は、火振りの漁の夜、崎村と出会った……。
道尾秀介氏の本はこれが26冊目。
3章とエピローグから成る小説で、章ごとに主人公を変えて、3つの家族の数十年にわたる変遷を描く。
殺人事件は起きないが、各章で謎が解き明かされるので、ミステリーと呼んでいいと思う。
こんなに複雑なプロット、よく考えられるなあ、とひたすら感心した。
2019-07-09 21:08
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