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ジュラシック・ワールド [映画]

1月4日(木)
コリン・トレポロウ監督『ジュラシック・ワールド』(2015年)WOWOWで鑑賞。

ジュラシック・ワールド [DVD]

ジュラシック・ワールド [DVD]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • メディア: DVD


コスタリカ沖の島に、ジュラシック・ワールドが建設された。
アメリカから、16歳のザック(ニック・ロビンソン)と11歳のグレイ(タイ・シンプキンス)の兄弟が遊びにやってくる。
二人の母の妹クレア(ブライス・ダラス・ハワード)が、ジュラシック・ワールドの運営責任者だった。
クレアは多忙のため、部下にザックとグレイのガイドをさせる。
オーナーのサイモン・マスラニ(イルファン・カーン)は、集客のために、遺伝学者ヘンリー・ウー博士(B・D・ウォン)に新種の開発を命じていた。
ティラノサウルスよりも大きくて強い、インドミナス・レックス。
クレアはインドミナスの警備のため、ジュラシック・ワールド内の研究施設で働く、元軍人のオーウェン(クリス・プラット)を訪ねる……。

『シュラシック・パーク』シリーズの第四弾。
話は前と繋がっているが、前3作の人物は登場しない。
今回はティラノより強いインドミナスが目玉だが、起きる出来事はほぼ第一作と同じ。
僕が1~4に順位をつけるなら、1、3、2、4。
しかし、クリス・プラットはカッコよかった。

何年か前からフェイスブックを始めたのですが、読むだけで、書き込みはしませんでした。
このブロクがあるので。
しかし、今年から書こうと決意し、早速開始。
読書・映画鑑賞の記録と日々の出来事はこのブログに書いているので、フェイスブックには写真を載せることにしました。
見ていただけたら、うれしいです。

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季刊高校演劇186号 [本]

1月3日(水)
黒羽英二他編『季刊高校演劇186号』(高校演劇劇作研究会)読了。

「季刊高校演劇」は、高校演劇の優れた脚本を掲載する同人誌。
この186号は、2006年度の高校演劇コンクール全国大会で上演された脚本11を掲載している。

高校演劇コンクール全国大会で上演された脚本は、晩成書房が『高校演劇戯曲選』『高校演劇Selection』というタイトルで単行本化していたが、2006年に終了してしまった。
そこで、以前からあった「季刊高校演劇」が、その役割を受け継ぐことになった。
このコラムでは今まで雑誌を取り上げてこなかったが、「季刊高校演劇」は戯曲集と呼んで差し支えない内容なので、こうして記事にした。
入手先は、埼玉県の県立高校の教員で、演劇部の顧問を30年にわたってつとめてきた、僕の2歳下の弟。
「高校演劇の脚本が読みたい」と言ったら、すぐにまとめて8冊送ってくれた。
この186号で印象に残ったのは、最優秀賞を受賞した奥田菜津『ひととせ』と、中村勉『全校ワックス』。
『ひととせ』は一人芝居で、ある高校の演劇部のたった一人の部員の1年を描く。
僕は一人芝居は苦手なのだが、ラストでは涙が溢れた。
驚異の傑作。
『全校ワックス』は全国の高校で上演されている人気作。
5人の女子高校生が校舎の廊下をワックスがけしながらおしゃべりする、というだけの話なのだが、人物の描き分けが見事で、笑えるセリフもいっぱい。
最初から最後までワックスがけをする、というアイデアもすばらしい。
この2作と出会えて、本当によかった。

大掃除の残りを無事に終えて、1730から、地元の神社に初詣に行ってきました。
30分ほど並んで、参拝。
境内の屋台を一周して、大学の2年の娘と高校2年の息子はおやき、僕はシャーピン(中華風おやき」を食べました。
初めて食べたシャーピン、とってもおいしかった!
帰宅して、アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』の稽古の準備。
明後日から稽古が再開するので、いろいろ考えなければなりません。
頑張ります!

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ショーン・コネリー盗聴作戦 [映画]

1月3日(水)
シドニー・ルメット監督『ショーン・コネリー盗聴作戦』(1971年)WOWOWで鑑賞。

盗聴作戦 [DVD]

盗聴作戦 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
  • メディア: DVD


アメリカ。
デューク・アンダースン(ショーン・コネリー)は10年の刑期を終えて、刑務所から出所する。
すぐに、かつての恋人で、今はイースト・サイドのマンションに住むイングリッド・エバレィ(ダイアン・キャノン)を訪ねる。
イングリッドはウェルナーという金持ちの愛人になっていた。
デュークはマンションの住人全員の財産を奪う計画を立てる。
そして、トミー・ハスキンズ(マーティン・バルサム)、キッド(クリストファー・ウォーケン)、スペンサー(ディック・ウィリアムズ)の3人と行動を開始する……。

クリストファー・ウォーケンのデビュー作ということで見てみた。
当時、28歳。
脇役だが、凄いハンサムで、目立っていた。
当時007で人気があったショーン・コネリーの名前で観客を集めようとしたようだが、出来はあまりよくない。
『十二人の怒れる男』で陪審員1号を演じたマーティン・バルサムがゲイの骨董商の役で出演。
さすがに達者で、感心した。

1月1日は妻の実家、2日は僕の実家に年始の挨拶に行ってきました。
今日は年末の大掃除の積み残しになっていた、書斎の掃除。
夕方からは家族4人で、地元の神社に初詣に行く予定です。
では、そろそろ掃除を始めますか。

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授乳 [本]

1月2日(火)
村田沙耶香『授乳』(講談社)読了。

授乳 (講談社文庫)

授乳 (講談社文庫)

  • 作者: 村田 沙耶香
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/04/15
  • メディア: 文庫


『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した村田沙耶香のデビュー作。
2005年2月の出版。
『授乳』『コイビト』『御伽の部屋』の3作を収録した短編集。

『授乳』は2003年に第46回群像新人文学賞を受賞した、正真正銘のデビュー作。
3作とも、常識に抗う少女(もしくは若い女性)の姿を描く。
それは56歳の男である僕から見ると明らかに異常で、しかも主人公の心情の核の部分はよくわからない。
共感以前に、理解できずに終わってしまった。

2017年度・フィクション・ベスト10
1 伊坂幸太郎『AX』(角川書店)
2 飛騨俊吾『エンジェルボール』(双葉文庫)
3 乙一『僕のつくった怪物』(集英社)
4 麻耶雄嵩『あぶない叔父さん』(新潮社)
5 石持浅海『殺し屋、やってます。』(文藝春秋)
6 小林泰三『アリス殺し』(東京創元社)
7 村田沙耶香『コンビニ人間』(文藝春秋)
8 佐藤正午『月の満ち欠け』(岩波書店)
9 深緑野分『戦場のコックたち』(東京創元社)
10 北山猛邦『私たちが星座を盗んだ理由』(講談社文庫)

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ゆりかごを揺らす手 [映画]

1月2日(火)
カーティス・ハンソン監督『ゆりかごを揺らす手』(1992年)WOWOWで鑑賞。

ゆりかごを揺らす手 [DVD]

ゆりかごを揺らす手 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • メディア: DVD


アメリカ。
クレア(アナベラ・シオラ)は夫のマイケル・バーテル(マット・マッコイ)、娘のエマ(マデリン・ジーマ)と3人暮らし。
2人目の子供を身ごもり、産婦人科へ行くと、医師のモットは診察するふりをしてクレアの陰部をまさぐった。
警察に訴えると、次々と別の被害者が現れ、追いつめられたモットはピストルで自殺。
彼の妻ペイトン(レベッカ・デモーネイ)は妊娠中だったが、夫の死によって財産を失うと知り昏倒、腹部を打って流産し、子宮を摘出されてしまう。
一方、クレアは無事に男児を出産し、ジョーイと名付けた。
6カ月後、クレアの前に、ベビーシッターとしてペイトンがやってくる……。

上質のサスペンス映画だが、クライマックスが少々物足りなかった。
ヒロインの友人役で、ジュリアン・ムーアが出演していた。
ペイトンの正体に最初に気づくが、あっさり殺される。
そうそう、若い頃のジュリアン・ムーアはこの手の役が多かった。
美人だが、性格がきつそうに見えるので、なかなかヒロインをやらせもらえなかった。
しかし、コツコツとキャリアを築き、アカデミー主演女優賞に到達した。
偉い人だと思う。

2017年度・ノンフィクション・ベスト10
1 久我尚子『若者は本当にお金がないのか』(光文社新書)
2 視覚デザイン研究所『巨匠に学ぶ構図の基本』
3 山田悟『糖質制限の真実』(幻冬社新書)
4 藤本耕平『つくし世代』(光文社新書)
5 高橋龍太郎『現代美術コレクター』(講談社現代新書)
6 村上春樹『職業としての小説家』(新潮社)
7 菅原一剛『写真がもっと好きになる。写真を観る編。』(SBクリエイティブ)
8 熊谷真菜『「粉もん」庶民の食文化』(朝日新書)
9 冷泉彰彦『予言するアメリカ』(朝日新書)
10 笠原敏彦『ふしぎなイギリス』(講談社現代新書)
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GANTZなSF映画論 [本]

1月1日(月)
奥浩哉『GANTZなSF映画論』(集英社新書)読了。

GANTZなSF映画論 (集英社新書)

GANTZなSF映画論 (集英社新書)

  • 作者: 奥 浩哉
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/05/10
  • メディア: 新書


漫画家・奥浩哉が、自分の好きなSF映画100本を紹介する。

『GANTZ』は連載開始からしばらく読んでいた。
奥浩哉氏は、ハリウッド映画が大好きで、映画は「製作費が高ければ高いほどハズレが少ない」と断言する。
ベスト1は『バック・トゥー・ザ・フューチャー』、2は『インデペンデンス・デイ』。
映画好きには珍しい、超メジャー志向。
しかし、映画を見る目は確かで、この人の評価は信頼できると思った。
お薦めです。

あけましておめでとうございます。
2017年の読書と映画鑑賞について報告します。
本は全部で402冊読みました。
56年の人生で、最高記録を達成しました。
まあ、この数は、美術関連の本が多かったせいだと思いますが。
映画は全部で158本見ました。
本が増えた分、映画が減ってしまいました。
以下は映画のベスト10です。
念のためにお断りしておきますが、これは映画の出来の評価ではなく、僕がおもしろいと思った順番であり、きわめて主観的なものです。
順位と関係なく、どれもおもしろいので、ご鑑賞をお薦めします。
2017年・映画ベスト10
1 山田尚子監督『聲の形』(2016年)
2 ポール・キング監督『パディントン』(2014年)
3 大森立嗣監督『セトウツミ』(2016年)
4 西川美和監督『永い言い訳』(2016年)
5 ルイア・フォーブス監督『それでも、やっぱりパパが好き』(2014年)
6 ジェームズ・マンゴールド監督『ローガン』(2017年)
7 マイケ・ファン・ディム監督『素敵なサプライズ』(2015年)
8 ベン・パーマー監督『マン・アップ!』(2015年)
9 アトム・エゴヤン監督『手紙は憶えている』(2015年)
10 ガース・デイヴィス監督『LION』(2016年) 
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